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風俗情報

  エロ業界Q&A(3)
【ご質問】 
 私は秋葉原の某ビデオボックスで週2〜3回ビデオ鑑賞を楽しむ33歳の会社員です。
このビデオボックス周辺にも性風俗のお店が何件もあるのですが、興味あっても入れません。
実は私は風俗店には一度も入店したことがありません。その理由は病気になるのが恐いからです。
風俗店に行って病気を避ける方法は無いのでしょうか?同僚が性病になった話や、雑誌などで多いと聞き心配です。しかしやはり、1度だけでも行ってみたいのです。ちなみに私は独身ですが童貞ではありませんし、子供の作り方くらいは分かっているつもりです。

【ご質問に対するお答え】
 古い話で恐縮ですが、今から7年前の平成8年初夏、戦後の性風俗の中でも、前代未聞といえるような「コンドーム裁判」の判決が、当時の新聞や週刊誌などで面白おかしく紹介されました。
コンドームメーカーF社を訴えたのは新潟で工具製作所を経営する社長氏(当時49)。タイにも工場を持ち、事件(?)が起きたのは平成5年1月、タイの現地チェンマイ市でのことだったといいます。
 その社長氏が現地で女性(年齢不詳)を買春し、F社のコンドームを装着してコトに及んだところ、事後、気がつくと「コンドームが破断し、性器先端が露出した状態になっていた」そうである。
慌てた社長氏は2日後にその女性と病院に行き、HIV検査を受けたところ、自らは陰性だったが、女性が陽性で「エイズが移ったのではないか」と恐怖と絶望感に陥り、翌2月に帰国してからも、年末まで毎月検査を受け、幸いその間もズッと陰性だったが、やがて恐怖が怒りに変わり(?)「長期に渡り計り知れない精神的な苦痛、懊悩を受けた」として、F社に対し、300万円の民事損害賠償訴訟を起こした。
 しかし、平成8年6月30日に東京地裁で下された判決では「原告(=社長氏)が証拠として持参したF社の製品は耐久力がJIS規格の基準を上回る」もので、「通常の使用方法では破損はしない」と考えられ、さらに「原告はエイズが蔓延しているとされる地域であることを認識しながら、(相手に)エイズ感染の有無を確認せず、性交渉に及んだ(略)そもそもエイズ感染症防止のためには(不特定多数を相手にするような)かかる性交渉は回避すべきであり(略)現に原告は本件性交渉によって現実にエイズに感染しているわけではない。
原告はその後も現地の別の女性と性交渉を持ち、論ずるまでもなく、原告の本訴訟請求は〈理由がない〉といわざるをえない」(週刊文春7月6日より抜粋)と、完全敗訴してしまったわけである。
 Q氏にはこの男性の訴えのどこがおかしいかお分かりになるでしょうか。
判決は買春を「回避すべき」ものとはしているけれども〈禁止〉はしていませんよね。
もちろん、そうゆう行為の際に、コンドームを使えとも使うなともいってません。
その代わり、使おうが使うまいが、すべて〈自己責任〉で、どうなっても知りませんよ・・・・・ということが、訴える〈理由がない〉という言い方の中に、暗に示されているような気が、筆者にはします。
 筆者は以前から、性風俗におけるリスクは性風俗嬢も客も五分五分だというのが自論です。
ボッタクリなどは確かに五分五分とはいえませんが、少なくともQ氏性風俗に行く決断を迷わせている「性病」に関しては、その責任は五分五分です。
筆者は過去に計4回の性病体験がありますが(笑)、うち2回は明らかに相手の性風俗嬢すら特定できる状態だったのです。
 それでも筆者は、店にクレームをつけたり、その風俗嬢を責めるというようなことはしませんでした。基本的に、自分が招いたことであり、自業自得ですからね。
 少し大袈裟かもしれませんが、性風俗は〈遊び〉という感覚で捉えられていますよね。もち筆者も、ポルノと性風俗は「大人の最大の娯楽だ」というのが自論です。
が、しかし、ここがちょっと大袈裟かもしれませんが、同じ遊びでも、ポルノや性風俗を真に楽しもうと思ったら、それなりの覚悟が必要です。
 ある程度は経済的に余裕がなくてはできませんし、前出したようにボッタクリは横行してるし、性病の危険もある。あと、これはけっこう性風俗ではよくありますが、相手女性によってはけっこう〈嫌な思い〉もします。風俗誌や映像などで宣伝されているような、元気でノリがよく可愛いコばかりではありません。
容姿、性格、マナー、ぜ〜んぶダメなんてコも、ゴロゴロいます。筆者なんか、金をドブに捨てたような気持ちになったことなど、何回あったことか!(笑)。
 それでも性懲りもなく行くのですから、バカといわれても仕方ありません。ビョーキといわれても仕方ありません。こうゆう差別や偏見を受けるのも、また、覚悟のうちです。
 逆にいうと、性病、ボッタクリ、嫌な思いなどを怖がっていたら、心の底から性風俗を楽しむことはできません。Q氏がもし〈本気〉で性風俗に行きたいと思うなら、自分が性病にかからないと思う、ありとあらゆる自己管理方法を考えた末に、行って見て下さい。
初めは手コキのみの風俗だって構わないだろうし、今は生フェラ全盛でも、ゴムフェラを望めば、女のコたちは嫌な顔せずやってくれますよ。ゴムフェラ客、珍しくないです。
女のコのアソコを絶対に舐めない客、ぜ〜んぜん珍しくないです。
彼女たちが嫌がるのは乱暴な客と不潔な客であって、Q氏のような風俗ビギナーは、何も問題ありません。自己管理と覚悟さえ決まれば、あとはGO!です。

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