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【ご質問】
よくソープランドとかでローションを使いますが、ああいうマットプレイというのですか…。
日本独自のモノで他の国には無いのでしょうか?昔の遊郭でのプレイはどういった感じだったのでしょうか?
【ご質問に対するお答え】
ソープランドのローション使用やマットプレイは、今やイメクラやヘルスでも珍しくありませんよね。いい時代になったと思います。
ただし、今の若いコたちは、(まぁ客から教えられはするだろうけど)浴槽内で、客が湯面から突き出したティンコを女性がフェラする「潜望鏡」、客の体に(昔は)石鹸を泡立て、体を密着させて滑らす「泡踊り」の中でも、互いにうつ伏せになって足を絡ませる「カエルキック」や、客の手足にヘアやマムコをこすり滑らせる「たわし洗い」、滑らせているうちに騎乗位で挿入し、抜いてまた滑らせては挿入(これをなんどか繰り返す)いわゆる「壷洗い」(マムコを擦りつけて滑るのを壷洗いと称する場合もあるが。
だから入れる方を「壷入れ」と呼ぶ場合もある)とか、騎乗位で繋がったまま、女性がクルリと体を回転させて背面騎乗位になる「花時計」などといった、ロマン溢れる(笑)名称を、知らないでやっているコも多いだろう。
なんせ、マットイメクラやマットヘルスの場合(おっと、コチラは本番は無いんだっけ・笑)、女のコは20才そこそこ、客の方も20代30代が多かろうから、致し方ない。
でも、四十八手の名称やソープをソープたらしめた、これら秘奥被技の名称が(ストリップの花電車なんてのもそう)忘れ去られていくというか、すたれていくのは淋しいものがありますよ・・・・・。
それはともあれ、Q氏ご質問のローションプレイですが、そもそも、ソープ店が石鹸からローションに変えて使い始めたのは、筆者ソープにはほとんど行かないので正確には分かりませんが、そう古いことではないと思いますよ。ソープ嬢にはソープ嬢ならではの「職業病」があって、それでも今は昔の「鮫肌」というのがありました。
石鹸をつけて何回も体を洗う(ような状態・笑)ために、肌を守る雑菌すら取れてカサカサになり、そのうち陽に焼けてもいないのに茶色くなったり黒ずんできて、しかも、プリンプリンの弾力性を失って、皮が固くなってくるような。極端にいえば、クログロ、ザラザラ、カチカチになってくる。
鮫肌の本来の意味はいわゆる「鳥肌」のことで、全然状態が違うんだけれども、恐らく見た目が鮫の肌のように黒いウロコのザラザラ、カチカチの状態を例えて、こういう呼び名が定着したんだと思います。
実際、昭和40〜50年代の全盛期は、筆者はコトしか見たことないけど、吉原と千葉に各々一人ずつ、化粧をしても妙に顔が茶、または黒っぽく、しかも、額や頬っぺたなどが妙にテラテラと光っているような、見ていて気の毒になるようなお姉さんがいました。
当時はソープも(今より)高齢化していたので、2人とも30代半ばといった年齢でしょうか。お相手はしなかったので全裸は見てませんが、「職業病」の真の恐ろしさを感じました。
この点から考えると、ローションは肌にとっては救いの神かも。無色透明無香で、しかもあれは、手コキ感触でも挿入をイメージさせるため、女性の愛液にもっとも近いとされると。
こういうようなことというのは日本はお得意のようで、今のところローションによって、ソープ嬢特有の持病がでたという話は、聞いたことがありません。かぶれるとか、風邪をひき易くなるとかいったことは(マットヘルスなどでも)時々耳にしますが、これはマットを使っていない普通プレイの店でも耳にすることで、裸そのものの商売と過酷な労働条件など、また、店内のクーラーやヒーターなどの温度差などから生じる環境病といえて、ローションそのものが原因ではないという気がします。
ただし筆者、混シャワーや混浴は好きだけれど、ローションマットプレイは、あった方がベターだけれど、無いと困るというほどでもない。
一緒にお風呂に入るという行為自体が好きなんですよね。
イメクラやヘルスの個室内のベットより、なぜか、よりリラックスできるというのか、(もちろん、その後に起こるべきプレーを期待しての喜びも含まれているとは思うが)それを含めた上で、子供に戻るというか、無邪気になれるというか。もう一つ理由をいうと、結婚経験のない筆者にとって、それは一種の擬似新婚気分になれるというか。
これらを総合して、精神的な心境をもっというと、「気を許してくれている」ような感じ(あくまでもこっちの思い込みだけど。・笑)が、なんともいえない。
筆者は全く酒を飲めないのだけれど、羨ましいなぁと思うのは、女性と酒を飲み交わすと、それまで大して親しくない人でも、急速に親密になる可能性が高いでしょ。シラフで口説いたりデートを重ねるより、スピードが早いでしょ(別に、酔わせて即効ラブホなんてのを狙っているわけではなく、まじめな話・笑)。混シャワーとか混浴っていうのも、なんかそうゆう効能があるような気がします。
で、ローションに戻りますが、日本のソープ系のローション泡踊りっぽいサービスをしている国というのは、これは海外旅行の経験が一度も無いから具体的にはわからないけど、欧米ポルノ映画ではない普通の映画でも、あまり見た憶えがないです。
ローションを使う場合、世界的には「マッサージ」系だと思うんですよね。
これなら映画などには頻繁に出てくるでしょう。
でも、泡踊りっぽいところまではいきませんよね、あと、成り行きで泡踊りっぽくなり、夫婦や恋人がそれを前戯として楽しむことはあるかもしれないけど、あれを性風俗サービスの全面に押し出して、訪れる外国人もビックリしたり、ハマッたりするようなそういう長い独特の伝統や秘技をもったソープは、やっぱり、綺麗好きかつ助平好きの日本人が編み出した、オリジナルなんじゃないでしょうか。
質問(2)でも少し触れたように、もし日本の警察が、遊郭を廃止したあと、旧トルコ風呂という形態を許してなかったら、日本の性風俗や売春の歴史は、今とぜんぜん違ったものになっていたかもしれませんよね。
ちなみに、この旧トルコ風呂の名称問題で、トルコ共和国からクレームがついてソープに変わった騒動があった時、トルコ大使が「我が国にあのようなものはない」と言っていたので、トルコ風呂の名称の由来は未だ、謎なのでは。少なくとも筆者は知りません(昔の遊郭遊びは詳しくないので別の機会まで調べておきます)。
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