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風俗情報

  エロ業界Q&A(9)
【ご質問】
はじめまして、平先生、質問させていただきます。先生は、はじめて行く風俗店を行く前にリサーチしてますか?また、指名する基準などもありますか?

【ご質問に対するお答え】
 初めて行くお店の楽しみ方は、2通りあると思います。事前にリサーチし、専門誌などで見つけた好みの子にターゲットを絞って、いわば一点集中主義、狙った獲物は逃さないというハンター(狩猟)型の楽しみ方。
以前、性風俗AV嬢に関する項でも書きましたが、これは当たり外れの落差が激しく、外れた時の失望、裏切られた感、イヤな思い、不満足感やフラストレーション、時には怒りのようなものまで覚悟しておかないとなりません。

 もう一つの楽しみ方は、いわゆる行きあたりバッタリ型。といっても、ある程度の下準備はあります。
電話をかけてプレー内容や料金などをあらかじめ聞いておくとか、何の情報も知識もなく、本当の意味で行きあたりバッタリに名も知らぬお店に入ろうとする時でも、そのお店がボッタクリかどうかは最低限、判断しなくてはなりません。
そのお店が客引きの多い怪しい地域にあるかとか、店の外観(老朽化しているか新しいか、ネオン等がケバケバしすぎないか、プレー内容や料金設定を記した看に不明な点や曖昧な点はないか等々)はどうか。
もち、客引きらしき男に客らしき男性が連れ込まれているシーンを目撃したら、即ヤメですよね。行きあたりバッタリ型でもこの程度の常識的な判断は必要です。

 で、この行き当たりバッタリ型というのは、余り期待をしてない分、いい店に当たったり、いい子に当たったりしたら、その歓びは大きい。
なぜ歓びが大きいかというと、前出したハンター型は、お店の女の子や料金に関して(下調べを入念にしているから)「不安」というものを感じていない。もし、せいぜい不安を感じるとしても、その女の子のプレー内容やテクがどうとかいった程度。
しかし行きあたりバッタリ型は、店に関しても、女の子に関しても、料金等に関しても、いわばあらゆる「不安」を前提として成り立っているから、いい子、いいお店に当たった時、その歓びもハンター型より倍増しているわけです。

 もう一つ言えば、本来この行きあたりバッタリ型が、性風俗の真の醍醐味ではないでしょうか。
性風俗嬢がよく言うセリフに「色んな人と出会えて楽しい」というのがあります。実に様々な職業の様々なタイプの人と(限度はあっても)まさにまさに知り合えるわけで、「自分とは違う世界で生きる人たち」への好奇心(笑)とでもいいますか、そういうことに興味を持ったり面白さを感じるコであれば、そうしたことは性風俗、もっと露骨に自分の体を売るという職業とはいえ、そこから学んだり教えられたりすることはとても大きいと思います。
しかしそれは客の側も同じことで、テクニックはもとより、色んなキャラのコと会えて(本番は無いとしても)Hまで出来るなんて、よ〜く考えれば、ものすごい人生勉強(笑)といっていいのではないでしょうか。
性風俗といえど、色んな客が色んな性風俗嬢と出会って、しかも自分のやることと大して違わないことを日々やっているのは事実なんですが、
それを「自分しか味わえないかった特別の、他人が味わったことのないような体験」とうまく考えることができれば、これほど素晴らしいことはない。
彼女たちが「色んな人に出会えて楽しい」と単純無邪気に口にしている言葉の裏には、こういう意味があるんではないでしょうか。

 もちろんこれはバーチャルで現実は過酷なことの方が多いわけですが、占いの、自分の良いとこだけを信じるというアレに似て、それはそれでチャッカリした、人生を楽しむうまい生き方といえるんじゃないでしょうか。 

 なんせ「不安」が一気にして極上の「快楽」や「満足感」に化けてしまうのですから、この行き当たりバッタリ型の楽しみ方、なかなか深いものがありますよ。

 というわけで筆者は初めて行くお店でもあまりリサーチしません。
運を天に任せるだけ、の心境(笑)です。ちなみにQ氏の次のご質問、指名する基準ですが、これはさすがにそのお店に行ったら、いかにも成り行き任せの筆者でも、真剣ですよ。もう必死(笑)。

 でも一つだけ言わせて頂きたいですが、指名にもいくつかのパターンがあって、例えば(マジックミラー等で)実物を直接選べるというお店がありますよね。
昨今の痴漢系喫茶店では、最初の10分とか20分、直接女の子に触れたりして、味気ないかつ欺されやすい写真指名というその指名部分をうまく膨らませて、というか一部プレーに組み込んで、もうこれは究極の形をとっているといってもいいくらいで、客の痴漢癖・痴漢嗜好という性癖にうまく沿っている卓抜なアイディアといえます。 

 前出した(マジックミラー等で)見て選べるというのも、触って選べるということに次ぐ、誰しも(指名の際は)望んでいることなのですが、筆者あんまり好きじゃないんだよね。(これは全くの個人的な好みから出た一意見に過ぎないと思って読んで頂きたいのだが)韓国に弥阿里(ミアリ)村(通称ミアリ・テキサス)という有名な売春地区があって、写真などでみると、ヒナ壇に女性たちがズラーッと並んで、透明のガラス越しに通りから客が中を覗き込み、彼女らを選んだりしているわけです。

つまりモロ売春。女たちは「品物」が選ばれるようにさらしものにされ、ピックアップされていく。そういういかにも売春をしている、されているというシステムが悲しい。これだって、とんでもないきれい事ですよ。
筆者の上の話からすれば、触って選ぶなんてとんでもない話じゃないかということになる。写真指名だって形は違うけど、本質は同じじゃないかということです。
それはそれで反論できないのだけども、でも、やっぱりマジックミラー系は好きになれない。

 痴漢でも覗きでも何でも構わないのだけれども、客のニーズをうまくプレイに組み込んでいれば、選ぶ側の心が痛まないということなのだろうと思う。あと、前出した女の子をさらしものにしているような感じ。ここがちょっと。
もち、ミアリのお店も、国内のマジックミラー系のお店も、店の側に女の子をさらしものにしているというような意識は無いだろうし、女の子自身も、そうさらしものにされている感覚などないかもしれない。
むしろそういうシステムなら、これぞ自分の自己アピールの場だと、積極的に意識的に自分を可愛く見せようと努力をしているコだっているかもしれない。
そこまでこのシステムがうまく昇華できていれば、少なくとも筆者の心が痛むということはないと思うが、どうもそこまでいっていないような気がする。そういう意味で嫌なんですよ。

 やってることは、本番あるないに関係なく、売春ですよ、みんな。でもね、それが分かりすぎるほど分かっているからこそ、それぞれが工夫をし、オブラートの包み、その行為が虚しく汚くならないよう、つまり殺伐とした雰囲気にならないよう、努力しているわけじゃないですか。
必要悪が不必要にならないように、社会から排斥されないように。

 で、写真指名の方ですが、基準というのはないですよね。直感でしょ、殆ど(だから欺されるんだけど・笑)。だいたいお店に貼ってある写真は、一番いいものが貼ってある。写真で一番いいということは・・・・・実物はそれより落ちると思ったほうがいいです。
これも前半に書いたお店選びと同じでたいしてよくないけどまぁまぁ妥協できるかな、という程度の女の子の写真を選んだら、実物は写真より数段よかったということも、ときどきあるので、この場合は運を天に任すのではなく、あまり「欲張らない」こと、というのがコツといえばコツかも知れません。初めての店だからといって、フリーとか店の従業員におすすめのコを選んでもらうのも、余りよくありません。
初めてのお店でも、お金に余裕があればなるべく指名して、生まれて初めて運命的に出会う(笑)コを、喜ばせてあげようじゃありませんか。
筆者の経験ではこれをすると、仲良くなるスピードもUPするし、(初めてだからさすがにサービスまで良くなるという事はないけれども)、相手の本気度が違ってきますよね。こちらが攻めた場合、よく感じてくれるというか、よく濡れてくれるというか(笑)。
筆者の経験では、ここがもっともポイントだと思います。指名ったって、たかが1000円、2000円の話。それで性風俗というごく短い時間、
限られた空間の中で、その女の子との「仲」がスムーズに、あるいはうまくいけば、安いものではないですか。そうして楽しい気分を味わって得たものは、1000円・2000円以上の価値があるのでは・・・・・。

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