■エロ業界Q&A(22) | Date: 2004-01-08 (Thu) |
【ご質問】
「野望の帝国」では平加門さんのコラムしか読まない、49歳の地方公務員です。最近、平加門さんの書いてらっしゃる内容は事件モノが特に多いように感じられます。物騒なことで申し訳ございませんが、平さん自身がなにか事件に遭遇したことって、過去にありますか?
【ご質問に対するお答え】
「犯罪」や「事件」に遭遇。幸いなことに、平はこれまで犯罪には無縁で、事件らしい事件に巻き込まれたことはありません。犯罪に関しては筆者がY町4丁目に住んでいた頃、自分の家の前の通りで午後11時頃、通行中の女性が痴漢(?)に棒状のもの(?)で頭を殴られ、パトカーやら刑事やらが来て大騒ぎになったことがありました。昭和57〜58年頃のことですか(21〜22年前/筆者がたとえに出す話はいつも10年前とか20年前とか、ふっるいですねえ・笑)。「あ〜、あ〜、やめてぇ〜、助けてぇ〜」という声を聞いて、近所の学校教師が男を追跡したそうですが、結局逃げられ、その後犯人も捕まったという話は耳にしませんでした。あと、近所の銭湯が火事で全焼し、裸の女たち数人が外に飛び出してきた(という目撃譚をあとになって聞いて惜しかったなと・笑)とか、筆者と中学同級で某寺の住耺の跡取りとなったOがいわゆる)ノイローゼになり、灯油をかぶって自殺、寺も全焼して新聞ダネになったこともありました。ちなみに大学時代、週一回映画好きが集まる (大学サークルでなく)民間のサークルに入っていたのですが、そこでも懇意にしていた某(筆者より1学年下だった)がビルの6階から飛び降り自殺。動機は不明だったが、その前日、その某から長TELが入って、色々と世間話(自殺を匂わせる内容ではなかった)をしたあと、某が「さようなら」と言って電話を切った点に、「ん、妙だな!?」と一瞬思いはしたが、深く考えないで、あとで後悔したことも。サギは、結構遭ってます(笑)通販で裏ビを申し込んだのに品物が送ってこなかったのは過去(それでも少なく)2回。海外から取り寄せたエロ本を税関に見つかったのも2回。交際某女に借用書をかかせ、ズルズルと4〜5回に渡って、計108万円を取られて、バっくれられて(貢いだんならまだ諦めもつくが・笑)。同女とは「生」で2回Hをしたが、1回54万。金のとは言いたくないが、高くついたな、あれは(爆)。あとこれは時効だから言ってしまうが筆者、これも古い話で17〜18年前、某新宿のヘルスで付いたコが、筆者自身も17〜18の未成年かなと思っていたのだが、あとで摘発され「中三」(15才)と聞いて、(少しだが)ビックリ。@のご質問の中に年齢の幅を書いたが、これは「例外」なので省きましたが(笑)。あと、26才の時に筆者は急性アルコール中毒に自然気胸という肺がパンクする病気を併発して死にかけたくらいか。おかげで、某出版社を辞め、この仕事に就いたというわけです。
こんな程度であるので、そこいらの非行少女が16〜17才ぐらいまでに体験する「ヤクザに殺されそうになった」とか、「拉致られて輪姦された」とか「何度も自分の手首を切って死のうと思った」とかいった話を聞くと、平々凡々に暮らしてきた筆者などは、ただただヘェ〜スゲ〜ナ〜と思うばかり(笑)。割と自宅にこもって資料だけで文章をコツコツと書くような生活なので、人脈もないし、色々な体験も少ないし、結婚してる子供がいて冠婚葬祭などに出たり、いわゆる親戚付き合いなんてのもないので、「世間知らず」という点では人語に落ちませんよ、私は(笑)。こういう話をしてしまうと、ミもフタもないですが、自分で書く商売をしているのに言うのも変ですが、筆者の生活なんて本当に小さな小さなもので、書いていることだって、「自分の気持ちに正直」というだけで、他には何もないです。鋭いというか、文才ほとばしるようなことを書いているわけではないし。ごくごく普通のことを普通に書いているつもりです。たぶん、文章から興奮や刺激を求めている人には、そうしたことには応じられないタイプの文章だと思います。それでもQ氏を始めとして、本稿や拙稿他紙を愛読してくれる方々がわずかでも居て下さることは本当に有難く思っています。かようなわけで、せっかくのご質問に余り答えられなかったことを、ご容赦。