【ご質問】
ビデオ撮影可能な風俗店およびヌード撮影会の現状と楽しみ方を先生にご指導いただきたく、存じ上げます。（神奈川県川崎市／風俗ライター歴12年／35歳）
【ご質問に対するお答え】
筆者がヌード撮影会に足繁く通っていたのは今から9年前の平成7年の暮れ頃から平成10年一杯の約3年間余でした。ビデオカメラはもちろんまだデジタルではなかったのですが、ちょうどその境に当たる時期で、それまで日本初の３CCD機能を搭載したキャノンのビデオカメラ（当時はこの機種が画質最高といわれていた）で飼猫なんぞを撮っていたのですが（笑）、やはり女体の魅力と誘惑には勝てず、回数は少なくなかったけれども、何回かHとかI(今はＦ)とかの撮影会に出入りするようになりました。さらに前出の平成7年12月に日本初のデジタルビデオカメラ（Ｓ社の有名なVX-1000）が発売されると、さっそく購入し、撮影会もＳＭ系ものとか、ブルセラの帝王として逮捕され一躍有名になった某氏が出所後に東池袋で開催していたヌード撮影会などにも参加するなど（これは取材に来ていた「フォーカス」誌に筆者の後姿がバッチリ載った・笑）など、フィールドが一気に広がりました。
現状といっても恐らくこれは変っていなくて、今でも、ビデオＯＫの有名どころというか老舗の撮影会は前出のＨ、Ｉの他、ＭとかＳとか、5〜6業あればいい方でしょう。多くは午前１回、昼〜夕方２回、夜間１回の４部構成で、有名ＡＶギャルの時はビデオ不可とか、カメラの部とビデオの部が分かれていたりします。料金は１開催１．５万円、連続して申し込むと次の部(女のコは同じ)は一万円にオマケされたりはしますが、ま、１．５万円で自分の気に入ったコのオールヌードや?部分が撮れるのだから、高すぎるという感じはないと思います。どんな画像を撮るかとか、撮影会独特の雰囲気をどう楽しむかは人それぞれですが、今やＡＶトップ人気の及川奈央なども、無名の頃に某撮影会に出ていたりして、そういう「お宝」ビデオを持っていたり出来るところが、最大のメリットかも知れませんね。
これとは別にヌード撮影会には「個人撮影」というのがあります。プロダクションによって、あるいはモデル自身によって、誰でもＯＫというわけにはいきませんが、撮影会の主催者に交渉して、気に入ったモデルを「個人撮影」できます。料金はモデルによって異なりますが、平均８〜１０万円、安いコなら４〜６万。客(撮影者)の方も、１人でなく数人でタッグを組めば、１０万の子でも仲間４人なら２．５万円。さらに個人撮影は比較的ポーズが自由なので、自分の望むポーズが多く撮れ、モデルとの親近感なども手伝って、ノリのいいコならオナニーポーズぐらいまではしてくれたりする場合もあります。
そんなこんなで、ヌード撮影会というのは、多種の性風俗の中でも極めてマイナーな業種なのですが、それなりにコアなファンがいて(ちょうど筆者がヌード撮影会に行き始めた頃からやっとビデオも可の撮影会が出始めたので)ビデオ撮影だけでいえば、約８年余りの歴史があります‥‥。
このほか、ヌード撮影が可能な風俗といえば１番に挙げられるのがストリップ。ストリップのヌード撮影会は一時期ブームになり、全国的な広がりを見せそうな気配だったのですが、現在では関西系(特に大阪と京都の劇場)のみ。東京でも新宿のＤなどで行われていたのですが、平成９年に未成年者関係で「早朝撮影会」が摘発され、その後の平成１０年に同劇場は中野区内の公衆浴場で「混浴ヌード撮影会」などを開催し再逮捕。結局、東京のみならず、神奈川や千葉の劇場にまで広がっていったストリップのヌード撮影会は当局の警告で全面禁止となってしまいました。
性風俗（特にヘルスやイメクラ）でも、たまにですが、ビデオ撮影可のお店はあります（本当に極少ですが）が、こちらは、仮面を付けたり、顔は×というケースが多く、大ぴらには専門誌などでも紹介されません。ただ、よ〜く調べてみると、ＳＭ系に２〜３店舗、イメクラに１〜２店舗あるので、興味ある人は要チェック。しかし、現状から言うと（筆者も五反田の某所で実際に会ったことですが）、いわゆる客寄せのためにビデオ撮影可と宣伝していて、実際にその風俗店へ行くと、ビデオＯＫのコは今休んでいるといわれ、その後何回連絡をとっても「お休み」だったりするので（笑）、余り期待はできません。こういう場合は、馴染みになったコを直接口説いた方が早い場合があるので、自分の足と口説きの腕で試みるしかないです。あるいは、性風俗のコは×で、素人のハメ撮りを目指すのなら、それこそネットで、探した方が、確率はイイのでしょうが・・・・・。
あと、これは時代を反映しているのでしょうが、新宿の某ヘルスでは、カメラ付き携帯電話での撮影もＯＫですが、これも顔は×でパーツのみ。或いはポラ撮影ＯＫ風俗店は結構あるけれども、これらはいずれも、欲求不満が残るのみで、オプション程度の感じ。
先日、筆者の担当する某ＡＶ専門誌で、大阪のヌード撮影会の流出作品を紹介したのですが、これはスゴかった（笑）。会員がぶっかけをやったり３Ｐ、４Ｐの本番（ゴム着用）をやったりと、ヌード撮影会のコアなマニアが喜ぶような「理想」（？）の撮影会が、まんま。こういうのは、やはりネットで探せば、結構どっかのマンションやホテルなんかで秘密裡に開催されているのでしょうが、よくＢ級Ｃ級週刊誌等でガセっぽく書かれている世界が、そのまま現実にテープとして流出し、正直、驚くやら呆れるやら、実に羨ましいわけですが、かように、こうした世界は探せばあるようなので、この業界も捨てたものではありません・・・・・！？
