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風俗情報

 泪橋の愉快な奇形達2(1)

 西川口ピンサロ編
今回は、友達が経営するビデオセル店が川口市内にありまして、その流れで西川口流と呼ばれる本サロンへ取材にいって参りました。僕が本物の潜入を行なって、あの西川口の帝王、風俗ライターの中尾中也氏の鼻を明かしてやりたいとも思ったからだ。まず、現地に着いたので情報収集を開始した。午後四時頃で人通りはまだ少ない。ここで失敗をしてしまった。後で分かったことなのだが、東口の方が総額が安いらしいのだ。先に西口に向かってしまったので、とりあえず風俗街を端まで見て歩く。聞いたことのある寺子屋の名前が眼に飛びこんできた。もしかして、あの大久保にある系列店かな?ヘルスとも併記しているが、実態はどうやら、ソープランドのようだが、今日は本サロンを取材したいので、どんどん北へと進む。これ以上は風俗店がないという、端の端に立ってるオッサンに安くて一番流行ってるピンサロをきいてみたが、教えるから付いて来いといわれ、付いていく。雑居ビル地下1階の“エロス”(仮名)という、いかにも終わってそうな看板が見える。なんだか気が滅入ってきたので、ごめんなさいといってダッシュで逃げる。客引き連中を掻き分けて、物色しながらもどんどん突き進むと、風俗街のど真ん中にソレ系の薬局を発見したので、店頭で片付けをしている店員に声をかけ、一番流行ってるピンサロをきいてみる。ただし、値段も良心的なところを。薬局の後ろ側にある“レッドゾーン”という店が、西口では一番繁盛していて良心的だという。なんとその薬局の店員もよく利用しているというので、そこに決めた。ふと顔をあげると、左側に見覚えのあるマンションがちらりと眼に入った。あっ、あれはM専のSMクラブが入居しているマンションだ。今もあるのだろうか?そこで最高の女王さまに出遭った記憶が甦る。駄目だ、駄目だ、余計なことを考えては。今日は仕事だから何が何でも、本サロンに潜入しなくては。

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