第5回 マスターへの道:池袋Sちゃん Date: 2003-09-16 (Wed) 

■風俗マスターへの道
オレは金や出世よりも出張風俗道を極める。カミさんの目を盗みながら出張風俗を追いつづけること十数年。長年の鍛えたカンで優良デリっ娘を探し当て“風俗マスター”の称号を獲得するのだ!さ〜て、今日はどのポイントにアタックしようかなっと。

 

 
 仕事の関係で池袋へやってきた。2時間半ほど時間が空いたので、デリっ娘を捜索することにした。

突然もよおしてしまったので今回はカンでピンクチラシの『D』に電話。すると「うちは何でもアリですよ! とくにSチャンはおすすめ」と威勢のいいお兄ちゃんがしつこいくらい勧めてくる。まぁいいや、ロシアンルーレット感覚でそのお店に決定。 このお店は基本料金以降は直接女のコと交渉という太っ腹なスタイル。ということはあんなコトもこんなコトもオッケーってこと? と聞くと「はい、そうですよ。女のコさえよければ何でもアリです」とお兄ちゃん。

さっそく北池袋のホテルにしけこみ待つこと10分。「こんにちは…」とやってきたのは、見るからにサチ薄そうなルックスのSチャン。顔立ちは決して悪くないのだが、あまりにも不幸なオーラが出すぎている。こういうタイプは精神的に病んでる場合が多い。調子悪そうだけど大丈夫? と問いかけると、「え、あ、ああ。大丈夫ですよ…」と全然平気じゃないお答え。さすがのデリバカもチェンジをお願いしようかと悩んだが、あまりにかわいそうなのでここはひとつ仏陀の気分ですべて受け入れることにした。

 まずは一緒にお風呂に入りながらしばしおしゃべり。スタイルも悪くはないのだが、デリバカ的にちょっとヤセすぎ。決してデリバカとは目を合わせて話してくれないSチャン。以前はヘルスで働いていたらしいが「ヒマなお店で稼げないから出張に移ったのぉ…」と語尾がほとんど聞き取れないお答え。う〜ん、そんなんじゃどこのお店でもキツイんじゃ…と思いつつよくよく話を聞いてみると、去年まで心の病気で神経科の病院に通っていたらしい。

はぁ…ひさびさにハズれを引いてしまったらしい。ルックス的には合格点なんだけど、そんな話を聞いちゃうと、ねぇ。

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