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風俗情報

 ヘンタイ・ロード(6)-3

というわけで、ジュンさんが紹介してくれたお店は、「道玄坂クリニック」というまるでお医者さんのような名前のところ。実際、ネットで検索すると似た名前の医院があるので注意しよう。しかし、なにか聞いたことあるなぁ。で、ジュンさんが紹介してくれたのは、そこの林不二子さん。なんだか聞いたことあるなぁというわけで、Googleで検索してみたら、ビデオなどにも出ていらっしゃる有名なお方ではないか。ビデオを見ていると、いっしょに競演していらっしゃるということで南智子さんの名前も出てきた。あ、このお名前は、もう10年くらい前になるけれど、まだ「痴女」も「M性感」という言葉もなかったころから活動していらっしゃる伝説の風俗嬢ではないか。で、この林不二子さんと南智子さんのお二人が所属しているのが「道玄坂クリニック」なのだ。
 ホームページはなんだか味けないけれど、大丈夫かなと出かけてみた。僕たち消費者はホームページが素敵だとそのお店もいいのかと錯覚してしまうが、まあ、そんなことはない。で、とにかくアポイントを入れてお店に行くことにした。
 話はそれるけれど、雑誌などでラーメンのおいしいお店の特集を見たりする。で、お店の採点なんていうのがあって、そこにはいろいろな項目がある。ラーメン店ならおいしければそれでいいじゃないかと思うのだけれど、最近はそうではないようだ。なかでも大きなウエイトを占めているのが店員の態度という項目。あ、たしかに、いくら味はよくても店員の態度が悪いと二度と来るかという気持ちになるよね。風俗店も同じことが言えるんじゃないかと思う。いくらいい女の子がいても店員の態度が悪いとまたきたくなくなる。まだまだ風俗経験は浅いけれど、そういうことはなんとなくわかってきた。
 で、ここ「道玄坂クリニック」に電話をしてみるとその対応はスムーズ。まあ、当たり前といえば、当たり前だけれど。で、さっそくきょう林不二子さんはいるかと聞いてみる。きょう、大丈夫だというので、電話予約。初めてでもOKだった。なかなか感じのいい店員である。夕方、7時過ぎに渋谷に到着。指定の場所から電話を入れる。誘導されたビルへ行くと、あらら「千年堂」と同じビルだ。とにかく受付へ。システムそのものは千年堂とよく似ていて、受付すませると同じビル内の別の部屋がプレイルームなっていてそこに案内される仕組みになっている。
 受付で「性感コース」か「ヘルスコース」かを聞かれる。とりあえず今回は性感で。
少し待たされている間、女の子のアルバムを見る。おおおおお、ここはすっごくレベルが高いなぁ。しかも、所属しているはずの林不二子さんや南智子さんの写真はない。このぐらいの人たちになるともう口コミでお客さんがくるんだろうなぁ。


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