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 AVで痴女モノは人気だが、本物の痴女は実在するのか

他にも2、3話を聞いたが、似たような感じである。だいたいが少年の頃の記憶で相手はおばさんである。実は、オレ自身も痴女に遭遇したことがあるのだ。大学1年生のときのことである。超満員の電車でつり革につかまっていたオレは、さらに後ろから押されて、思わずつり革から手が離れた。その手は前に座っている乗客の頭の上を飛び越えて、窓に手をつくような態勢になってしまった。つまり、お尻を大きく後ろに突き出しているような格好だ。すると、オレのお尻部分に股を押し付けてくる人がいた。最初は男かなと思ったんだけど、股と股の間にチンチンに感触はない。最初は触れただけかと思ったのだが、明らかにこすり付け、動かしているのだ。げげげ、なんだこりゃ。必死に後ろを見ようとするも、満員で苦しい態勢なのでなかなか振り向けない。かろうじて見えたのが花柄模様の白いスカート。約10分の間、彼女はオレの尻でオナニーをし、電車が停車すると他の乗客とともに降りてしまった。当時まだ童貞だったオレは、ああ、女でもエッチなヤツっていうのはいるんだなぁと実感した。

AVでも痴女モノはここ数年、人気がある。何本か見たが、ここでいう痴女というのは、痴漢の女性名詞ではない。性に対して積極的というか主導権を握る女性という感じだろうか。そこで、AVの撮影現場をのぞいてみることにした。若いころAVの現場取材はずいぶんやった。そういえば、ライターになったばかりの頃は食えなくて、AVの助監督(いまはADというらしい)をやったことがあった。当時はまだAVで本番をやるなんてことは珍しく、ザーメンを作ったり、ケーブルさばいたり、前貼りつくったりしてたなぁ。あ、話がそれたけれど、久しぶりにAVの現場をのぞいてみて、驚いたのはすべてがシステマティックになっている点だ。取材を受つけて、サポートする広報の方がいて、取材陣はかたまっている。男優や女優、メイクさんなども淡々と自分の仕事をこなしているのだ。

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