■マグロの独白(15)-3 |
最小の乱交は3Pである
乱交未経験者には夢を壊すようなことを書いてしまったが、まあ、ここまで読み進んだキミはそれでも乱交に参加したいわけだ。しかし、ちょっと待ってくれ。キミは本当に乱交が趣味なのか。それがキミにとって楽しいものかを確認しておこう。先ほどの例ではないが、スカトロが趣味だと思っていても、実際にウンコのニオイを嗅ぐとダメなんてこともある。
そこで、いきなり大乱交に足を進めるよりもまずは3Pを経験してみることだ。
実は乱交にハマっていく人には「グループセックス」という性癖がある人たちである。すなわり複数でセックスするほうが2人でするよりも興奮するという人たちだ。他人のセックスを見たり、自分のセックスを見せて興奮するというのはけっこう特殊な性癖である。その最小単位が3Pである。もちろん乱交に憧れているのなら、3Pだって嫌いじゃないはずだ。まずはここからである。
簡単に3Pに参加する方法というものある。インターネットでスワッピング系の掲示板にアクセスしてみよう。パソコンがないという人(たぶんそういう人はこの雑誌を読んでいないと思うが)は、スワッピング専門の雑誌があるので、それを購入することだ。そこには夫婦やカップルからの3Pのお誘いのメッセージが載っている。それで体験をしてみるのも手である。
しかし、ここでウンコのニオイではないけれど、自分がグループセックスに向いているのかいないかを判断できるはずだ。まず、意外に思うのは、当たり前だが自分以外の男が裸でいるということだ。しかも、男湯ではみられない勃起したペニスを見せられることになる。このあたりが幻想と現実の違いかもしれない。また、他の男が女の乳首を舐めたとする。キミはそれを舐められるだろうか。そんなの気にしないっていう人なら問題ないけど、それがもう気になって、女の乳首は舐めたいが、男の唾液はちょっとなんて思うようでは、もうキミはグループセックス失格である。
ならば、女2人で自分が加わる3Pはどうだろう、なんて思う人がいるかもしれないが、それは意味がない。つうのは、乱交になると必ず男はいるからである。もちろんキミが大富豪で、100人のうち自分1人が男で99人は女ということが可能ならばやってもいいが、まあそういうことが無理だ。というわけで、自分が乱交に向いているかどうかを調べるならばやはり男2人に女1人の3Pにチャレンジしてみることだ。
さらに、できればさっき紹介したようなインターネットや雑誌を使うのではなく、ごく身近なところで3Pをはじめることをオススメする。これは後に乱交パーティに参加するようなときにでも役立つはずだ。
できればどちらかが知り合いというのが望ましい。できれば両方知り合いというのがいいね。このハードルさえ越えちゃえばあとは簡単。