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 風俗偉人インタビュー Mr.J氏(5)

J:うん、その通り。女の子は客選べないからね。お客さんと会った時、「この人とだったらココまでのサービスを…」と心掛けてプレイするコは、やっぱ人気あるよ。客を見極められるかだから、必ずしも本番させなくても指名入るコもいるし、させててもダメなコはダメだし。女の子を面接して採用するセンスも大切だけど、客でもS男・M男・下着マニアとか自分でもよくわかっていない未開拓なフェティッシュな客っていろいろいる。どの客とどの女の子をフリーで引き合わせたらいいかも俺達のセンスに掛かっている。
長くやっているとフロントで、「この客絶対オプションで聖水付けてくるだろうな」とかわかっちゃうんだよね(笑)。

松:風俗店やる上でフロントのセンスって大事ですよ。J氏もS氏もセンス良いから勝ち抜いてこれたんですよ。女の子お茶引かせないのも大事だけど、それは2の次で1にお客さんがリピーターで来たくなるような女の子のチョイスがちゃんとできるかどうか。

J:うん、マニュアル通りにフロントこなしても絶対にダメ。フィーリングでお客さんの身になりながら同時に店の利益を考える。個々の個性を生かしてフロントしなきゃ。店の従業員は、女でもフロントでも、“自分=店”くらいの気持ちでやっててくれないとねえ。
店というレールの上を女の子従業員も走っているんだからさあ、店が第一、別に俺は客にも女にも好かれようと思ってやっているワケじゃないし、キレイゴトも言わないし、人の意見も取り入れたいが限界がある。女のワガママいちいち聞いていたら店潰れちゃうし、必要なところだけ聞いてあげて、仕事と金のやりくりをキレイにしておけば、女の子は、「あ、この人ちゃんとしてくれるんだ」って信用してくれる。

松:誠意を見せる、もしくは見せるフリをするのも重要か…。

J:幹部と雇われ側の大きい立場の違いって、俺らは金投資して(してもらって)店始めて長いレールを引きながら、ちょっとやそっとのコトで逃げたり辞めたりできない立場。それに引き換え女どもは、いつ飛ぶかわからないくらい適当な身分。よくも悪くも契約しているワケじゃないからねえ。
男の従業員にはよく言うんだけど、「女の子とは余り接触するな、喋るな!」って。なぜなら、女どもは男によって言うこと違うし、媚び売ってくるし、言うことのワリには(社会性薄いのが多いから)守らないし、それにハマるからやめとけって。

松:イマドキのヘルスって昔よりは、マトモに話出来る女の子が増えたから、微妙なトコロなんでしょうねえ。「マトモそうだから大丈夫」と思って深入りして痛め見る客も従業員も多いでしょうねえ。余談ですけど、僕が居た『A』はSMクラブだっただけに凄かった。当時シラフが僕以外に数人数えるだけで、シャブ中か処方箋の精神安定剤漬け患者ばっかりだった、…と思います。本格的な女王様クラブにすら、「今考えると○○さん絶対打ってるよ」っていうのがいるんだから、風俗SMって絶対ヤバイです。そういえば、ウチのグループ従業員順繰りに回ってるけど、J氏『A』には来たことありませんよね。

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