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 風俗偉人インタビュー Mr.J氏(10)

松:えええええっ。そうだったんだ。て、ことはK・Uちゃんの作品を撮ったのはほとんどワタルックスさんだったんだ。なら、ヒットし易いや。

J:ワタルックスの製作の方で任せて、AVメーカーとやり取りしてもらってたからねえ。

松:手間要らずのいいパイプライン持ってたんですねえ。そんな女の子を、一時期は大看板にして店を営業してたんだから鬼に金棒ですよ。現役A級単体女優がキチンと接客している店の経済効果ってメチャデカいですから。

J:K・Uちゃんはワタルックス&俺による個人無所属フリーみたいなモンだったなあ。
ちゃんと彼女とは折半してた、キレイで余計な中間者が居なかったから、シガラミなくてシンプルな分配だったなあ。

松:そりゃそうですよ。ダクションがイヤで業界ヤメたりフリーになる女の子山ほどいるし、売れっ子女優でメーカーから100万・200万出てても本人には7万円しかあげないダクションもあるらしいからねえ。

J:女の子って、最初にイイ思いさせて信頼関係さえ築いておけば、付いて来てくれるモンだよ。うかつに安いギャラで使ったりすると、後で相場を知って「騙された!」ってゴネたり警察沙汰になったり面倒じゃん。

松:Jさん、もうこれ以上警察屋さんに御用になると、後がないしね(笑)。

J:キレイに金関係のコトはまとめておけば面倒は起きないよ。

松:“金払いはキレイに…”が鉄則か。思えば僕も、金払いの良さと信頼関係のある人としか付き合ってないなあ。

J:そう、そうしておけば、またこちらにも金で返ってくるさ。
とにかく、単体抱えるのは店的にもダクション的にも美味しいよ。面倒臭い組織にしなくても儲かるし。でもさー、今単体はホント難しいよ。企画単体のレベルが高いからねえ。

松:ダクションとしては、どっちで売り出して回すかがバクチですからねえ。AVで女売るのも、その時代のウケってモノがあるから大変ですわなあ。僕の時代は単体氷河期で企画単体がまだ無い時代。1番美味しくなかった。まあ、風俗ライターとして生き残れただけまだイイけど…。

J:俺が個人的に好きなのは中出しモノだなあ。あと、人妻系。

松:ゲラゲラゲラ。 やっぱAVカジってる人は違いますね。店だと日々同じことばっかの繰り返しで得意不得意ジャンルあるだろうし、出版とか紙作ってる人間ってパートパートが出来ていれば食える。ところがどっこい、AVって全てのお膳立てでき状況を網羅しながらモノ作って人動かすのが当たり前な商売ですからねえ。

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