■第8回 ハメ撮りへの道(タイ・デリヘル編)(2) |
はてしかし、当然だが女の私にはチンコがない。
体験しようにも肝心なセックスレポができない。
これが女(おもに風俗)ライターの致命点でうだつのあがらないライターを何年も続けている理由なのだが(いや、ほかの理由があるのかもしれない。でも、こう思うことにしている)。
ハメ撮りなんて夢のまた夢。遠く彼方までの果てしな〜い夢。と、のん気に言ってばかりいられないので、バンコク在住のゴローくんにハメ撮りとデリヘル体験をしてもらうよう依頼した。
「なにがなんでもハメ撮りだぞ!」
と、耳にたこができるくらい連呼したのだが、ゴローくんは私のハメ撮りの夢を叶えてくれるだろうか・・・・・・。
前回のお風呂屋に引き続き、人に頼りっぱなしの仕事をしているおのれ。
「ハメ撮り」と叫び続ける三十路独身女っていうのもなんか寂しい。
Gダイアリーに掲載されている出張系広告。意味深な写真と言葉がならぶまずはGダイに出ている出張系の広告をチェック。「素人」「青い果実」「フレッシュ」と意味深な言葉に想像を掻き立てられてしまうが、ゴローくんは広告の写真とその名前にむくむくと欲望が湧いてきたらしく、「AFTER SCHOOL」という出張マッサージ店を選んだ。
「私たちは学費を稼ぐためにバイトしています。
よく見るといやらしいコピーが載っている。
宜しくお願いします。
そのかわり一生懸命尽くします」
あー、いやらしいったらありゃしない。
「若くてカワイイ学生ばかり」というのも本当なのだろうか?
今回ゴローくんが利用した出張マッサージ店。「日本語可」の電話番号がありますが、ほぼ通じません。ほかのところもそんな感じ
ここで簡単に説明。タイの出張系はコースがほぼ4つにわかれている。1 タイマッサージ(各2時間) 店によるが大体600〜700バーツ
電話で確認したところ、1,2は手こきサービスがオプションとしてつくらしく、基本料金にエクストラチャージが発生。3はオイルマッサージに本番のオプション。もちろんエクストラチャージ発生。4は1度に2人を呼んで本番行為。こちらも2人分のチャージがかかる。
2 オイルマッサージ 700〜900バーツ
3 ボディーマッサージ 1500〜1800バーツ
4 2レディマッサージ 1500〜1800バーツ
ここでエクストラチャージの相場を知りたいところだが、手こきサービスならばミニマム500バーツくらいでいいと思う。っていう、これまでの経験による竹野内のどんぶり計算です。もちろんサービスが良かったらもっと積んであげたほうが喜ばれるでしょうが。
で、本番に対してはミニマム千バーツといったところでしょうか。それを考えるとデリヘルは、お風呂屋やゴーゴーバーと比べると全体的に割高な遊びのような気がします。