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 第8回 ハメ撮りへの道(タイ・デリヘル編)(4)


 結局このあと、「写真だけ撮らせて」のリクエストにデリヘル嬢はさらに強気な姿勢を見せ、てめぇ、鏡を見てからモノを言えよ! 的なセリフを口にしたらしい。

「私は台湾のVCDに出たこともあるモデルだから、写真撮るなら1万バーツ(!)よ」

 その顔でなんのモデルだよ! 手タレか? それとも顔にモザイク入りのヌードか? このセリフを聞いて呆れてしまったゴローくんは取材を強制終了させようとした。しかしここで形成が逆転。オイルマッサージに手こきとご自慢のパイズリで2千バーツではどうか? と彼女が言ってきたという。それに写真撮影つき。双方この条件で折れた。そしてこの時点でハメ撮りの可能性はなくなってしまった・・・・・・。

 ゴローくんのA4サイズ、レポート用紙3枚のレポートによれば――。

「交渉成立後、さっそくシャワーへ。ふたりで入ろうとするとアナタは若いし年が近いから恥ずかしい。アナタは後でと彼女が言う。自分はじつは彼女が来る30分まえにシャワーをバッチリ済ませていた。
 ベッドで彼女を待っていると、彼女はベッドにタオルをひいてからパンツを脱いでコンビニで売っているベビーローションを僕の体に塗った。ご自慢のパイズリで僕の体の上を上下左右に自由自在に動く彼女。
 自分はといえばあまりにも彼女の爆乳ぶりにやられてしまい、手こきまでたどりつけるのか自信がなかった。本命の彼女と3日していなかったし。
 そろそろ彼女が手こきに移ろうと下半身のほうに爆乳が動いていく瞬間、息子に勢いよく滑っていったのでたまらず噴火! 顔にかかりそうになったので彼女驚きの表情。自分もあんまり早くにイってしまったので自分の息子に驚き。それから1分もたたずにシャワーへダッシュしていく彼女。オイルで滑るなよ。

 そのあと自分もシャワーを浴び、お疲れ様の一服。そして彼女と世間話。

 彼女は6人家族で4姉妹の長女。仕事の理由は学費とアパート代。映画が好きでたまにディスコに行くという普通のタイ人の女の子だった。自分では私、たまにモデルのバイトをするのって言っていたけどその辺は聞き流して、彼女にありがとうと2千バーツを渡す。
コップンマーカー(ありがとうございます)と言い、合掌して受け取る彼女。携帯番号を書いた紙を渡され、電話番号はこれだからと言われる。だからどうしろと? そしてつぎの客のところへ足早に去っていった。

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