[性感系/これまでの流れ]
個室で生フェラ、キス、アナル舐め、素股などでイカしてくれるフーゾク。本番以外は何でもありのハードなサービスで客を射精に導く。また、オプションとして、基本料金とは別途追加料金で、顔射やゴックン、パイズリ、顔面騎乗、前立腺マッサージ、バイブ、オナニー鑑賞、ポラロイド撮影などの様々なサービスが受けられる。
最初は女のコがキミの欲棒を手でやさしくマッサージしてくれるだけだった。最近はリップサービスが主流で、フェラチオが中心。リップサービスは、ほとんどナマ。でも、満足度では濃厚サービスのソープにはかなわなかった。
そこで、ソープとヘルスのメリットを融合し、若い女のコと、しかも濃厚サービスが愉しめるという「疑似ソープ」が現われている。それが、ソープと同じ「マットプレイ」を取り入れ、ソープより低料金で泡踊りや密着感の高いローションプレイが楽しめる「マットヘルス」である。
一方、ファッションヘルスは1981年、ホテトルのすぐあと「のぞき部屋」とともに登場。のぞき部屋の発展形で、のぞき部屋のインターホンでお喋べりしながらガラスの穴からムスコを出して抜いたのがはじまり。その後、ベッドに横たわる女のコのところにはいって行って直に抜けるようになり現在に至る。
その後、ホンバン以外は何でもありの性感ヘルスが登場。ヘルスといえば性感ヘルスといわれるようになった。
性感マッサージ(M性感)は、性感ヘルスより歴史は古く、新風俗営業法施行の翌年1996年にニューフーゾクとして認知された。はじめは「美療」という名でマニアックに登場。前立腺マッサージが好評を集め、人気風俗として定着。「アナル舐め」「肛門内の前立腺マッサージ」といった男の性感帯を愛撫・刺激し、いつもの倍もの射精を可能にするアナル系サービスが主。パウダーマッサージ、前立腺マッサージ、アナル愛撫を軸にリップや全身なめがサービス内容。客は「カワイイ女のコにお尻をイジってもらうだけで脱肛しそうなほど気持ちいい」というM男が中心。一度、前立腺マッサージというを味わうとクセになる。でも、性感マッサージでは、基本的に女のコが客を責めるというパターンが一般的。客が女のコにタッチしないのが原則。お互いにさわりっこして相手の快感を高め合うのが本来の男と女の性愛。そんな不満から、愛好家はM男に限られている。
女のコとの相互タッチが可能な「性感ヘルス」のほうが一般的で人気の幅は広い。
■ヘルス系5種の違いはどこにあるのか?
◆「性感ヘルス」と「ファッション・ヘルス」はどう違うのか?
F(ファッション)ヘルスは性感ヘルスよりサービスがソフト。通常、69でフィニッシュする。そもそもソープランドとピンクサロンの中間のニーズに応えて、1985年ごろに登場したのがファッションヘルス。個室の中でオールヌードの女のコがリップとフィンガーでイカせてくれる。F・ヘルスは、発足当時、素股がないのが普通だった。風俗広告では、この両者の違いはハッキリしない。行ってみないと分からない。
◆「性感ヘルス」と「性感マッサージ(M性感)」はどう違うか?
性感ヘルスは受け身、攻め、両方可能だが、性感マッサージは女のコからの攻めが中心で、前立腺マッサージ等のアナル責めを中心としたローションやオイルマッサージを行なう。客はアナルで感じるM男が中心。お客は女のコに触れないのが普通。単に「性感」という場合は、「性感マッサージ」を差している場合が多い。
◆「性感ヘルス」と「イメージ性感」「性感エステ」はどう違うか?
イメージ性感は性感ヘルスにコスチュームプレイがプラスされたもの。 性感エステは性感ヘルスにエステ・マッサージがプラスがプラスされたもの。
[最新事情]
ニューフーゾクの中で一番客が集まっているのが性感ヘルスで、ごく一般的。最近は増えるだけ増えたという感じなので過当競争が一段とエスカレートしている。サービスはいくところまで行ってしまったので、これ以上過激になることはなさそう。性感ヘルスの究極はアナルファック系だろう。
今は、いかにルックスのいい女の子が集められるか、いかにサービスが恋人モードであるかで決まる。そして女の子は癒し系がトレンド。サービスの過激さより気持ち(優しさ)の問題になっている。
M性感は不況でもM男が多いので、どこも盛況のようだ。女の子のレベルはヘルスより高い傾向にある。
マットヘルスも費用対快感のコストパフォーマンスが高いので不況には強く、人気を維持している。
[料金相場]
性感ヘルスは30分〜60分ぐらいで、プレイ代は6000〜1万8000円前後が相場。安いところでは30分5000円からもあるが、極端に安いのは警戒したほうがいい。指名料は1000〜2000円。
たいがいの店で早い時間帯だとタイムサービスで通常料金より安い。
別に、入会金1000〜2000円(最初だけ)徴収されるのが普通だが、無料の店も。
オプションプレイは基本料金とは別に1000〜2000円の追加料金が必要。
性感マッサージ(M性感)は女の子に触れない分、ヘルスより安い傾向があり、30〜90分、5000円〜1万5000円が相場。
[イメクラ]
[これまでの流れ]
1990年にその名が登場。通称、イメクラ。3、4年で新風俗として完全に定着した。
単に肉体的な快楽を追求するのではなく、本来は精神的な側面からも性的興奮を求めようとするメンタルな風俗としてスタート。セーラー服やナースルック・事務員などのコスチュームや、痴漢電車など、プレイルームの内装(シチュエーション)によって性的興奮を覚える「イメージプレイ」。客がそうちな状況の中で性的に高まってきたところで、女のコを攻め、最終的にはフェラチオか素股で発射。どのようなイメージ・シチュエーションを取り入れられるかは、店によって多種多様である。
[例]
@女教師と男子生徒(客)の情事を演じる「教室プレイ」
A上司(客)とOLとの「オフィスラブ&セクハラプレイ」
B病室での患者(客)と看護婦を想定した「ナースプレイ」
C新婚家庭(旦那が客)を想定した「若奥様エプロンプレイ」
D通勤電車を想定した「通勤痴漢プレイ」。列車を想定した「寝台車プレイ」
などなど、あらゆるパターンの妄想エッチが楽しめる。イメージにどっぷりハマり、照れずにバカになって役になりきることが大事だ。
主なコスチュームは、セーラー服、体操服(ブルマ)、ナース服、ボディコン、スチュワーデス、着物、OLスーツ、アニメなど。
代表的なプレイルームは、教室、診療室、電車、公園、体育館倉庫、女のコの部屋など。
また、SMと結びついた「イメージSM」とか、性感ヘルス、性感マッサージと結びついた「イメージ性感」などもある。
[最新事情]
いまではイメージの部屋があって演技までする本格店は少くなくなっている。いまやコスチュームだけのイメージプレイが風俗界の流行で、ヘルスでもエステでもどこでもやる傾向にある。しかし、女の子もそういうコスチュームを着て登場するだけでイメージプレイを演技する子は少ない。
[料金相場]
イメクラは40〜120分で、8000〜2万5000円。ゆっくりしたい人はダブル(倍料金)を頼む。指名料が1000円〜2000円。 |
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