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テレクラ放浪記(11)-7 |
Date: 2004-01-12 (Mon) |
§2・公園フェラの快感
悦子と会ったS公園にはエロティックな思い出がある。
今から25年ほど前、30歳前後の時だ。
そのころルアーフィッシングに凝っていた俺は、近くの都立公園にある沼にブラックバスがいるという情報を聞いて、休日ともなれば早起きしてでかけていた。
夏休みの終わりのころの土曜日の夕方だった。
渋谷のルアー専門店で買ったばかりのアメリカ製のワーム(ミミズの形をしたビニール製の疑似餌)を試そうと、夕方から竿を振っていた。午後7時を回ったころ、やっと50センチを超える大型バスを1匹ゲットでき悦に入っていた。
周りで釣っていた小学生も帰り、俺もそろそろと思って魚を放流したあと、ひとりの女の子が俺のルアーボックスを覗きこんでいるのに気がついた。
小さい魚の形をした鮮やかな原色のルアータックルを見て、アクセサリーと思っているのか、時々触っている。
長いストレートの髪にピンクのスカート。小学校の4,5年生か。しゃがんでいるので、奥には白いパンツが見える。
「もう帰るよ」というと「もう少し見てていい?」と俺に聞いた。
夏とはいえ、小さな女の子が雑木林に囲まれた沼に一人でいるのは不自然な時間だ。
「家に帰らなくていいの?」と聞くと「誰もいないから」と答えた。どんな事情があるのか知らないが、このコを置いてこのまま帰るわけにはいかない。少しつき合うことにした。
ルアーが気に入ったようなので「あげてもいいよ」というと一つの赤いルアーを取り出した。俺はペンチで針を切り取り、その子にあげた。
「アイス食べたいな」と女の子が急にいったので3百円ほどを握らせると、その子は走って買いにいった。
俺たちは神社の賽銭箱の前の階段にすわりアイスクリームを食べた。その子の話によれば両親は共稼ぎで「鍵っ子」らしい。近くでみると美少女だ。あたりは薄暗くなっている。
食べおわった時、ふいに女の子が俺の股間を触った。
「おじさんの柔らかいね」どういう意味なのか。
「○○先生の、固かったよ」と言うではないか。俺の頭に血がのぼった。
「それでどうしたの?」と聞くと「痛いっていうから、舐めてあげたの。教室で」この子、もしかして頭がおかしいのじゃないか、と思ったが、会話もしぐさもふつうだ。
「俺も痛くなってきた。してくれる?」と顔を近づけた。
「うんいいよ。アイスおごってもらったから」。
俺は神社の裏手に女の子を誘い。ジッパーを下ろしてペニスを取り出した。
その子はしゃがんで俺のペニスをくわえた。といっても、大人の女のように舐めるでもなく、ただ口の先にくわえるだけだったが。俺はペニスを自分でしごきはじめた。
すぐに射精した。口に少し入ったようだ。俺はハンカチで女の子の口を拭いてあげた。キスをすると、びっくりした様子で走って逃げていった。
誰かに話されてはまずい。俺はあわてて釣道具をたたみ、急いでその場を離れた。その夜は寝つけなかった。それから数年、公園の周囲と小学校には近づかなかった。
町を歩く時はサングラスに帽子。母親から「どうしたの?」と聞かれても「頭に日光が当たるとハゲるから」としらばっくれた。
悪いのは俺じゃない、その「先生」だ、と思うことで気持ちを無理にやわらげようとした。それ以降テレクラを始めるまでは、渋谷のホテトルで女子高生を数人買った以外「援交淫行」とは無縁だった。
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