|
|
ヌキは手コキでフェラもなし。たしかに客側も女のコ側も性病をうつされる危険性はほとんどゼロ。しかし、イマドキそんな店、ぼったくり店でも見あたらない。
だがその分、女のコの質は当然高くなる。贔屓目抜きでここの女のコは全員が全員、無茶苦茶カワイイ! どのコが来ても、女のコの質で文句が出ることはないだろう。
サービスがソフトである点を補うのは、彼女たちのテクというよりはプレイ上のトークである。この店の売りは「M性感」。ライトなSMクラブといっても差しつかえはないと思う。「プチ女王様」と化した女のコたちが、「プチM男」な客を責めて、手コキの射精を促す……、そんな段取りなのだ。したがって、女のコたちには他の風俗店とはちょっと違った訓練が施される(多分)。最近はこの手の店がにわかにではあるが、また増えてきているというウワサも聞く。良い悪いは現時点、僕には判断しかねるが、露出度や射精手段の面で行き着くところまで行き着いてしまった風俗ファンには、少なくとも気分転換くらいにはなるのではないか? 見方によれば、今の時代には新しいのではないか? という強引な理屈でヌキに行っちゃいました。
JR巣鴨の駅を背に、右側に逸れ、線路に沿って田端方面へと歩く。ピンサロの呼び込みを軽くいなして居酒屋の筋を左に曲がると、古ぼけた横に広いマンションを確認することができる。その2階の二室を「マニアスペース」はプレイルームと受付にしている。
その一室のインターフォン(ガタがきてるのか、かなり強く押さなければ、中の人たちには気づいてもらえない)受付の兄サンは2人。2人とも愛想はすごぶるよい。電話応対の際も、あの、いにしえの風俗店独特の節回し、「ムォシモシ〜!」
という「シ」にアクセントの付いた、素っ頓狂かつ相手をなごませる「モシモシ」を聞くことができる。
受付は薄暗い、というよりはかなり暗い。入るといきなり女のコの紹介写真が目に入るレイアウトになっている。
立ったまんまの兄サンを仲介に、受付を済ませ、待合室で女のコを待つ。写真をざっと見た限りではブサイクなコが見あたらなかったので、あえて指名はせずに、一番早いコを頼んだ。
待合室は、ブラックライトで照らされているのか、青っぽい光で包まれていた。決して広くはないが、コミック漫画がキレイに並べられており、待ち時間をつぶすのにさほど苦痛は感じない。
2階なのになぜかケータイはつながらない。さすがにプレイ中、電話に出ることはないが、一応つなげておかなければ不安になってしまう小心な僕にとって、これは逆に「プレイに専念するか!」という決心を促してくれる。
[前のページへ] [柿崎マモルTOPへ] [次のページへ]
Copyright(c) 2003-2004 YABOU NO TEIKOKU All rights reserved.