事前のリサーチの結果、今回は中でも『ギャル質』がいいとして名高い池袋に潜入してみた。ここの特色は「女性は素人!」と謳っているのであるが、その理由を「来店した女性には、商品券をプレゼント」しており、なので「ヤラセではない」と言い切っているところだ。
他の店の場合、女性は素人ですよ、と言い繕うところがほとんどなのだが、ここまで理由を明確に開示している店は見当たらず、潔いのか言いわけがましいのかよくわからない。なお、何度かテレビ取材も受けており、その際も堂々とそう言い切っていたという。パチンコ屋が換金できませんと言っているのと同じことですな、こりゃ。
しかし、実際来店している女性に話を聞いてみると、みな口を揃えて「本当に商品券をもらえる」と答えるので、これはどうやら真実なようだ。「でも、(すぐそばの)西武百貨店でしか使えない商品券なのですぐ換金する」と続くあたりもパチンコ屋とほぼ同じことなのだろうか。
さて店のシステムは旧来のテレクラを連想してもらうとわかりやすい。店内には5つの個室があり、客は最初に入口でプロフィールカードを書き込んだ後、この個室で女性が訪れるのを待つ、というシステムだ。
女性には専用の待機部屋があり、ここで客のプロフィールカードを品定めした上でそれぞれ気に入った客の個室をノックする、というのが建前だ。しかし、実際には受付女性の「○○ちゃん、3番にお願い!』という声が響き渡るなど、ピンサロまがいの回転システムが取り入れられているのは言うまでもない。
基本は60分単位の料金だが、これだと通常2人、時間単位によっては1人ぐらいとのお話が精一杯である。客側が女性を選べないところがツラいが、その分最初の女性が入室してからの時間スタートを採用しているのでそう焦ることもない。
時間と料金について言えば「そんなに悪くない」といういうのが正直な印象だ。
しかも女のコ側にはまったくと言ってほどプロ意識がない。
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