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 グアム(5)

 
前日、部屋番号を聞いておかなかったのが致命的だった……。
 おそらく一日冷静に考えて、彼女たちは「やっぱアイツら怪しい」という緒論に到ったのだろう。サイトーが殺人さえ犯しかねない剣幕で「やられたよ−」とソファから立ち上がる。ぶっ殺されるのが僕になっちゃったら困るので、ひとり急いでホテルの外に出る。するとかなり上玉の若めな二人組がパスを待っている姿を発見。幸運にもバスはなかなか来ない様子。とにかく次のアクションをとらなければマジヤバい。躊躇なく僕は彼女たちに声をかけてみる。マイクロネシアモールに行く予定らしい。半分無理矢理に近いかたちで車に乗せて、まだ放心状態のまんまなサイトーを連れ、目的地へと。

「買い物終わったらメシでも一緒に食おうよ。とりあえず一時間後に入口で集合ってことでー!」
 と、車の中で口約束を交わし、いったん別行動。まだすっぽかされたショックを引きずっているのか、都内にあるけっこう有名な女子大に通う19歳コンビという稀なバターンに物怖じしてるのか、
「絶対アイツら来ないですよ」をつぶやくように繰り返す。
 ところが彼女たち、キチンと来たのである!さっそく・高級″にカテゴライズされるレストラン、「トニーローマ」へと車で移動して、食事。だが、毛並みの良い彼女たちをこれ以上引っ張るのは無理があった。結局、メシおごらされて、パレスホテルまで送って行っておしまい……。ただの・いいひと″である。
 そして、いいひとになればなるほど自己嫌悪と焦りの念がつのってくる。どうしよう。リーフホテルに戻って、DFSギャラリア・グアムのほうまで彷徨うように歩いて行き、入口で呆然と立ち尽くしていると、
「写真ってくださ〜い」とお願いしてくる女のコチャンたちが目白押しだった。しまった!最初からここで張ってればよかった……。しかも友だちとは別行動を取っているらしい女のコ一人が僕らに声をかけてきた。さらに偶然同じホテルに泊まっているらしい。
「じゃあ、今から僕らの部屋で飲まない?」と誘ってみたら快諾。友だちは状況の怪しさゆえ拒否。彼女一人で果てくれた。

 21歳のキャパ嬢なんだそうだ。慣れない王様ゲームなんぞを延々続けながらじっくり酔わす。ヤリはじめたころはすでに空も白み始め、二人合計で4発抜いたころはすでに朝の9時を回っていた。フェラチオはベロベロしまくるのに、クンニでひいひいよがりまくっているのに、なぜか3Pだけは最後まで許してくれなかった。でも横で見てる分にはOK。いったい彼女の貞操観念はどこに線が引いてあるのだろう?


 心なしか僕のソフトな愛無よりはサイトーの力強い挿入のほうにより感じていたような気がする。軽い敗北感を味わいながらも素に戻ってみると……、あ、ヤバイ!もうすぐチェックアウトの11時だ。


●ほとんどベロンベロンながらもヤル事はヤルら引歳キャバ嬢のユミちゃん(仮名)は大阪から来た自称ヤリマン。


●半寝のユミちゃんと爆睡の山田G。そこまでしてセックスしなくても素直に寝ればよかったのに……。


●なんぜヤラしてくれたのか(そもそもなぜ部屋まで来てくれたのかも)不明のユミちゃん。なんかヤケクソ気味?

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