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風俗情報

 『中野』(4)

ベッドに移って、いよいよプレイ開始。まずはうつぶせでマッサージだ。Yさんは白い下着姿になる。ショーツがやたらに大きいのが、時代を感じさせる。
 韓国エステなどでもそうだが、素人のマッサージでも十分気持ちがいい。ぐいぐいと背中や腿を揉みほぐされていると、ふーっと意識が飛んでいきそうになる。
あまりの気持ちよさに、ウトウトしていると、Yさんの声。

「はい、じゃあ。仰向けになって」

言われるがままに仰向けになると、Yさんが下着を脱いでいるのが見えた。正直な気持ちでいえば、このマッサージだけでもう十分なのだが…。

 Yさんのからだは、スレンダーという言い方もないではないが、やはりどことなくくたびれた感じ。下腹部がポコッと盛り上がっているのは、高齢者(とまでいうと失礼か)特有の体型だ。しかし、胸だけが妙にキレイなのだ。半球型に盛り上がっていて、全く垂れていない張りのある形状。もしかしたら、整形していたのかもしれない。
 
 照明は明るいままで、首筋から舐めてくる。乳首、わき腹、そして股間へ。いきなり咥えたりはせず、サオやフクロの方から、ねっとりと舌を這わせてくる。そして、それが非常に巧いのだ。絶妙な強弱をつけながら、的確に性感ポイントを狙ってくる。同時に指先でのサワサワっとした動きも加わってくる。思わず声が出る。

 ベテランだったり、年齢がいってたりすれば、必ずしもテクがあるわけではない。僕も個人的な体験からいえば、むしろベテランの方が、下手な人は多いような気がする。テクニックを駆使して本気で気持ちよくさせてくれようとしているのは、最近の若い風俗嬢の方だ。たぶん昔は、形だけのフェラでも、十分商売になったのだろう。
 しかし、Yさんの舌使いは素晴らしかった。アナル周辺を微妙なタッチで刺激してくる指技もいい。すっかりヒイヒイ言わされてしまった。

 やがて、Yさんが逆向きになり、僕の顔をまたいできた。シックスナインだ。僕の目の前にYさんの性器がぱっくりと口を開いた。これはさすがに、ありがた迷惑。クンニ好きの僕だが、ちょっと舐める気にはなれなかった。すいません。

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