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風俗情報

 『浅草橋』(3)


 待合室に先客はなかった。

 その時は、そのまま払ってしまったのだが、後で考えてみると、4千円引きなら1
万4千円だ。もしかして、あれで写真指名代2千円取られたということか? 選択の
余地はなかったのに…。その場で気づいて抗議するべきだったな。迂闊。

 5分ほどして、ご案内。

「1番の部屋になります」

店員に言われたとおりに「1」と書かれたドアを開ける。薄暗く狭めの個室だが、壁にはステンレスのような金属板が張られていてモダンな印象。20年営業の老舗店とは思えない。

「こんにちわ」

 ランジェリー姿のAちゃんが迎えてくれる。スレンダーで、唇の厚い井上和香系の女の子。美人ではないけれどコケティッシュな可愛らしさがある。
 まずはシャワー。お互い全裸になる。Aちゃんのバストに思わず目がひきつけられた。美乳なのだ。大きさこそCカップ程度だが、形のよいおわん型。色も白くて柔らかそう。そして淡い色の乳首がなんとも可憐だった。

 浴室を改造して浴槽を取り払ったらしいシャワー室は、広めで中央にスケベ椅子が置かれている。そこに座らされ、Aちゃんにカラダを洗われる。

「お尻は苦手な人?」

「いや、大好き。ここって、アナル舐めの元祖なんでしょ?」

「そうらしいねー。まだ他のお店がやらない時からやってたんだって」

丁寧に肛門を洗われる。これはきっちりとしたアナル舐めが期待できそうだ。

「苦手なとこってある?」

「えーとね、ずっと乳首を舐められてるとくすぐったくなる」

「了解」


 プレイルーム。実はこの画像は去年撮影したもの。

個室に戻って、いよいよプレイ開始。仰向けで寝た僕の上にAちゃんがのしかかり、まずは軽いキスから。そして、乳首に舌を這わす。

「ん!」

「あ、くすぐったい? 止めようか?」

「いや、気持ちいい…。もっと舐めて」

ホントに気持ちいいのだ。全身に電撃が走ったような。触れるか触れないかというソフトタッチでチロチロと舌を触れさせてくる。Aちゃん、上手い。そして同時に爪の先でサワサワっとわき腹や腿のあたりを刺激。くすぐったい。くすぐったいけれど、気持ちがいい。思わず快感に身をよじる。するとAちゃんは嬉しそうに笑顔を浮かべて、さらに攻撃してくる。乳首を舐めながら股の付け根やフクロのあたりを爪先で肌をなぞるように滑らせる。そして指は蟻の門渡りから、アナルの方へ。
 き、気持ちいい…。

「じゃあ、うつぶせになって、お尻を上げて。舐めてあげる」

 いわれるがままに四つんばいになって、尻をあげる。情けないポーズだ。情けないが、この後に訪れるであろう快楽への期待には勝てない。
 Aちゃんは僕の尻を押し開いて、その谷間へローションを垂らし、そして舌を伸ばしてきた。チロチロっ。乳首の時と同じく、触れるか触れないかというソフトタッチ。そのもどかしさが、また快感。さらに同時のフクロの裏側をツツツーっと爪先で刺激。

 脳天まで突き抜けるような快感。僕は額をベッドに擦りつけるようにして、その快感に耐える。ただ、ひとつ気になったのは、何度となくAちゃんが、ティッシュでツバを拭っていたことだ。ローションを吐き出すためなのかもしれないが、ちょっと気になる。そんなに僕のケツの穴は汚いですか。ま、汚いですが(笑)。

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