「ソープとか行くの?」
「うーん、たまに」
「じゃあ、こういうのは慣れてるんでしょ」
「まぁ、まぁかな」
「私、あまりよくわかんなくて」
と、Mさん、マグロ宣言とも取れる発言。でも、無視して僕はベッドに仰向けにゴロンと横になる。仕方ないか、という表情でMさんは僕の横に添い寝して、乳首あたりから舐め始める。僕も太めで、Mさんもかなり太い、となればベッドは満杯。Mさんは今にも落っこちそうだ。
乳首を舐めながら、股間へ指を伸ばしてくる。意外に舌使い、指使いは上手。少しずつ硬くなってくる。Mさんはゆっくりと下にさがっていって、チロチロとサオの辺りに舌を這わせる。タマを舐める。そして、Mさんが僕の弱点の蟻の門渡りから肛門の辺りをまさぐってきた時、思わず声が出た。
「あ、この辺、感じるんだ。よくわかんないんだけど、色々やっちゃおうかなぁ」
そういうとMさんは、傍らからローションの瓶を取り出し、僕の股間へと垂らした。クチュクチュと股間全体にローションを塗りたくり、指先で刺激してくる。サオをしごきながら、タマ、そして肛門を指先で嬲る。気持ちがいい。しかし、考えてみると、まだちゃんとフェラをされていない。あれ、このまま抜いちゃうつもりだろうか…。
そのうちに、Mさんが大きなヒップをくねくねさせながら言った。
「ねえ、私も構って…」
指を伸ばして、股間を触ってみる。ヌルリとした感触。既に湿っていた。中指を滑り込ませ、人差し指でクリトリスを刺激する。
「ああん…」
Mさんは切なげな声をあげ、さらに腰をくねらせた。どうやら、手抜きで責めをしたくないというより、受身が好きな人らしい。Mさんを仰向けにさせて、僕が上になって本格的に責めることにする。正直、Mさんを責めてヒイヒイ言わせたいという欲求はあまりないのだが、成り行き上仕方が無い。キスはダメだというので、色の濃い大きめの乳首から攻めることにする。唇で乳首をはさみ、舌先で転がす。同時にもう片方の乳首を左手の指先で刺激する。
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