■第1回 宗右衛門町のふざけたヘルス(2) |
☆そこは楽園!・・・・・・とは余りにもかけ離れた真っ暗闇。私達が入店した途端、慌ててサロン等でお馴染みの、あのけたたましいBGMを流し出す始末。
おいおい!この店って、客が来るまでBGMは流さへんの〜?てか、照明は?真っ暗なまんまやし・・・・。
我々の不安もよそに、ボーイは黙々と我々を一人ずつ順に個室のプレイルームへと案内するのであった。通常ヘルスやサロン等では、お相手の嬢をパネルにて指名するシステムを取り入れてる店が大半だが、
その事を問いただしてみても、「良い娘を付けるから安心して〜!」と取り合ってくれない。恐らく、パネル指名等のシステムは採用していないのだろう。仕方なく、ボーイの案内する個室で、お相手をしてくれる嬢を待つ事とする。
およそ、10分は待たされただろうか?
暗闇にも目が慣れてきて個室の中を見渡私達が入店した途端、慌ててサロン等でお馴染みの、あのけたたましいBGMを流し出す始末。
おいおい!この店って、客が来るまでBGMは流さへんの〜?てか、照明は?真っ暗なまんまやし・・・・。
我々の不安もよそに、ボーイは黙々と我々を一人ずつ順に個室のプレイルームへと案内するのであった。通常ヘルスやサロン等では、お相手の嬢をパネルにて指名するシステムを取り入れてる店が大半だが、
その事を問いただしてみても、「良い娘を付けるから安心して〜!」と取り合ってくれない。恐らく、パネル指名等のシステムは採用していないのだろう。仕方なく、ボーイの案内する個室で、お相手をしてくれる嬢を待つ事とする。
すと、無造作に置かれたガラクタにビックリ。まるでそこは、難破船の船底の様である。この店って男子スタッフだけじゃなく、店舗そのものまでもが胡散臭い。私は、そんな思いが脳裏によぎるも、嬢の登場をただひたすら待っていた。そうこうしてると、私の待つ個室の扉がノックされ「失礼しま〜す」と言う声が・・・。
どんな娘やろ〜?可愛かったらええのになぁ・・・。
と期待でワクワクする私を、見事なまでに裏切る女性が現れた。
それは、どう見ても50はとうに超えている『細身の鶏がらババァ』
そう、昭和50年代の茶の間を賑わした大人気TV番組『ウィークエンダー』の再現フィルムに登場する様な下品でケバくて、生活に疲れきった風貌の無愛想なオバハンである。そのオバハンは個室に入ってくるなり、間髪を入れずに
「ズボンとパンツを脱いで、ベッドに横になって〜!」と私に告げた。
あぁ、なるほど!嬢がこのレベルならパネル指名どころか、照明も明るく出来なくて当然やわなぁ〜!てか、ベッド?そんなもんドコにあるねん!と思いながらも、オバハンの指差す方を見てみると、そこには裏返しに並べられたビールケースが数個!
え?これがベッド?そんなアホなぁ〜!こんなんガラクタやん!この店、いったいなんやねん!
さすがの私も、これじゃあ無理!当然私のチンポも、とても臨戦態勢にはなっておらず、逆に普段より更に小さく縮みまさに『豆タンク』状態。発射を諦めて、サッサと退散をしようと立ち上がりかけた時、オバハンの一言がまた私の気持ちを迷わす事となった。
「お兄さん、若いのに元気ないね〜!」
・・・・・当たり前や〜!
「後、1000円追加してくれたら、オプションで3P出来るけどどうする?」
ん?3P・・・。どうせまた、強烈なオバハンがもう一人、追加でくるんやろうなぁ・・・・。いや、もしかしたら意表を付いて、次の嬢はマトモかも・・・・。
私の思考回路はおかしくなってしまっている。そういえば、他の二人はどうなんやろう?もし俺だけが地雷を踏んでいるのなら、このまま退散したら絶対に後悔する。そう考え、私は川西氏にどうするのかを尋ねてみた。
「たったの千円やで〜!そんなん、当然3Pにするよ〜」
川西氏には、私の担当の嬢と違い多少マシなレベルの嬢が付いているのか、それとも単なるチャレンジャーなのか、その辺りの心境はともかく、薄っぺらいベニヤ板で作られた仕切り超しからは3Pオプションを申し込むとの返答が・・・・・・。
たった千円!凄く説得力のあるフレーズ!
『郷に入らば郷に従え』と言うべきか、『恐い物見たさもココまで来たなら最後まで』と言うべきか、
私も川西氏につられて3Pオプションを頼む事にした。