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 巣鴨の熟女DC(3)

 黒のセーターからは、盛り上がった豊かな乳房が分る。ウェストも30代後半にしてはキュッと締まってスタイルが良かった。そして何がうれしいのかニコニコと"真理チャンスマイル"をしていた。
 細身のコをリクエストしたのに希望と違うじゃないか。
と、言ってチェンジしても代わりも程度が知れている。若いDC嬢を頼んだのに年増がくれば迷わずチェンジするが、最初から熟女を頼んだからホドホドで仕方なく妥協しょう。
「あー、君でいいよ」
 その言葉を聞くと、パッと顔が明るくなる彼女。そのまま部屋に入り事務所に「ホテルに着いた」と確認の電話を入れた。そして下げてきた新しいルイ・ビトンのバックをベッドに置き腰を降ろした。
 バスタブにお湯が溜まるまで、世間話しをすることにした。
 サワ(仮名)と名乗った彼女は東北出身だった。
「あたじぃ、仙台のホテトルにいたのよ。友だちの紹介でここで働くことになったべさ」
「…だべさって」
 この一言でシャワーも浴びずに押し倒してやろう。とした俺の決意がガラガラと音を立て崩れた。そうとは知らずサワさんは話を続ける。
「大塚の自宅のマンションでテレビ観てたら、携帯が鳴って。それで慌てて来たのさ」
最近のホテトルは自宅で待機をさせているのか。それにしてもナマリの抜けない東北弁は色気がない。
「あたじぃ、この前、宝クジで1万円、当たったの。アナタ、宝クジは買ったことある?」
「たまに運だめしに買うけど、なかなか当たらないね」
 本当に、きょうはハズレだ。
 会話が続いていると、どうやらバスタブにお湯が溜まってきたみたいだ。
「あたじぃ、髪をアップにするからアナタ、先にお風呂に入って」
「ああ、そうするよ」
 俺はゆっくりとバスタブにつかり、お湯の中で手足を伸ばした。お風呂は気持ちいい。体の芯から疲れが取れていくようだ。バスタブにつかりながら部屋の様子が風呂場から見える。
サワさんはセーターを脱いでいた。
 上半身を露出した丸く白い肩とボリュームたっぷりの乳房を包む淡いピンクのブラジャー。それにニッキョリと伸びた質感のある太ももが何とも色っぽかった。同じ質感でも発展途上の若い女性とは違い、まさに熟れた大人の熟女という感じだ。

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