下から股間を突き上げると…。
「アアッ…」
サワさんも声を上げて、羞恥心を吹き飛ばしたかのように俺の顔に熱い息を吹きかけてくれるのだった。
バスルームから出ると、濡れた体をあまり拭かずに、なりふりかまわずベッドで抱き合った。室内の照明も暗くせずに明るくしたままだ。有線音楽もかけないでおいた。
一糸まとわぬサワさんの下半身に目をやれば、濃いめのアンダーヘアが逆三角形に覆い茂っていた。色っぽい濃茶色した陰唇がハート型にはみ出していた。が、どうも俺は舌で味わってみる気にはならなかった。厚みといい、色といい。3けた以上の男性経験がありそうだったからだ。やがて彼女が、あおむけになった俺の体の上からピタリと唇を合わせてきた。
サワさんはグイグイと唇を俺に押し付けてきて、唾液をタップリと俺の口の中に流しこんだ。
「うっ、ううっ」
でかいセントバーナード犬が俺の顔をなめているみたいだ。サワさんの長い舌はすみずみまで首すじから耳の中までも糸を引くほどにナメ回した。そろそろと乳首からワキ横に舌先を這わしてペニスを口にくわえ込んだ。
「んぐ、んぐ」
ここでも唾液をタップリと使って、ゆっくりとしたストロークでフェラチオする。空いている手で俺の玉をコリコリともて遊んだ。
「いいことしてあげる」
サワさんは、そう言うとコンドームの袋を破り中からスキンを出して口に含んだ。そして再び、ペニスに顔を埋めた。この女、ソープにいたことがあるのか!
こうして手でなく口を使ってコンドームを装着する技はソープの専売特許だ。
そう思ったが口に出しては言わないでおいた。やがて装着したペニスの真上にワレメを当てがい中心部に埋め込んだ。
「アアーッ」
サワさんは悩ましげに声を上げて、腰を跳ねると内股を締めつけた。腰を激しくグラインドすれば固い恥毛がこすれあがり熱を帯びる。
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