野望の帝国 野望の帝国

風俗情報

 バツイチ姉さんと援助交際(6)

 しかし、目の前のノリコとは絶対にそうならないであろう。安手のベージュ色のブラジャーとパンティを脱ぐとノリコはベッドのわきにきれいにたたんだ。あらためて服の上からでも分る貧弱な乳房が全裸になるとよけいに際立った。わき腹はアバラ骨が浮き出て、平ペったい胸にはもうしわけなさそうに干しぶどうほどの乳首が乗っているだけ。下腹部に目をやると恥毛は濃く逆三角形に生えていた。
 幸か不幸か俺はこのトリガラのような女と一緒にバスタブにゆき、一緒にお風呂に入るのである。いいダシがとれそうだ。


 5分後には、たっぷりとお湯が張られたバスダブに俺がひとりで入り、目の前ではシャワーを浴び体を洗っているノリコがいた。しゃがんで太もものあたりを、しきりにこすっている。
と、その時。
プー。小さなラッパの高音。
「あっ、失礼」
 なんと、この女は体を洗いながらオナラ、いや屁をこいた。
おいおい、俺は何人もホテルに入ったことがあるがシャワーをしながら"屁をこいた女"は初めてだ。匂いはないが、あー、この場から帰りたい。
 やがてノリコがお風呂に入ってきて、俺に背をむけた形になった。
 手始めに俺はノリコの平らな胸をに手をさしのべて愛撫。
女は逆らわずに無防備のまま、されるがままになっている。
しかし、ペッチャンコだと触っても面白くもなんともない。
「今ごろは、赤ちゃんが生まれているだろうね」
「えっ、何?」
「ただなんとなく言ってみただけ。あたし助産婦をしてるの」
「…」
 俺は無言でうなずいて、ノリコのうなじから肩へかけてのなだらかな曲線にそって舌先を這わせた。「あっ」と小さなアエギ声が上がった。
「やめてよ、くすぐったい」
「少しはいいだろ」
と、俺はもう一度、舌を同じように這わせた。
 ノリコの肌は少し浅黒く、きめの細かい柔肌ではなかった。

[前のページへ] [毒島平八TOPへ] [次のページへ]


Copyright(c) 2003-2004 YABOU NO TEIKOKU All rights reserved.