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 バツイチ姉さんと援助交際(8)

 そ突然にノリコが声を上げた。
「痛い」
「やっぱり、中が乾いてきちゃったみたいだ」
「いきそう?」
「うーん、どうなべなあ?」
「今度は代わってみようか。私が上になるから」
「そうすっかあー」
 前半は俺が攻めたが、ここからは攻守を入れ替えてノリコが騎乗位スタイルで反撃に移る。ノリコは軽く体重を感じないので楽だった。
 でも、手にツバをペッとはき、それを愛液の足しにしたのはげんなりだ。
 上になるとノリコは暴れた。自分で気持ちていい当たりどころを探るように腰を激しく動かした。か弱い体には酷であるが、早く男を射精させて休みたい。
そんな状況になることを望んでいた。
「まだ、イカない?」
「うっ、もう少し もう少し」
 その言葉を聞くと、さらに俺の上で暴れた。もう俺は抵抗するのは無駄とばかりにノリコのいいようにさせていた。
そのうちに血液がペニスの先に集まってきたようで、ドクドクと濃いのをコンドームの中に発射した。
「いったみたい」
「もうだめ」
ノリコは精も根も尽き果てたように俺の体に倒れてきた。そのまま添い寝をすると思ったが、すぐに起き上がりこう言った。
「シャワーにいかない?」
 男をつなぎ止めておくというよりも、やることはやったから早く帰ろうというのがミエミエだった。セックスが心と体が両方に深まってするものなら、やはり心も伴って欲しかった。テレクラで拾った女にそれを求めるのは俺がまだ未熟なせいなのか?


現実とはそういうものである。行為が済み少しだけノリコと雑談。
「よく、こういうことするの?」
俺はノリコに聞いてみた。
「よくはしないげと、お金に困ったら。若い子が良かったら大宮のテレクラは多いみたいよ」
「大宮か、大宮。考えてみるよ。また君に会うかもしれない」
「ふふっ」
はっきりいって、ノリコに気を使いすぎている。でも気分よくホテルを出たいのが本音だ。

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