「ああん」
ビクンと太ももつけ根の筋肉が波打ち、エリは甘いァエギ声を出した。それが本気なのか? 演技なのかはわからない。
この人妻の性器は下つきのように思う。肛門と膣口が短く男性のペニスはインサートの時に強い力で下に押しつけられベニスにかかる摩擦が高くなり早めに射精をしてしまう。そんなわけで、はやる気持ちを押さえて俺は指先で花びらの裏側にそって、そっと優しく動かした。
「うっ、ふふん。ああっ」
優しく秘めやかに触れば触るほどに、女の感覚は研ぎすまされてゆく。
特に子供を産んだことにある女性なら…。
ご主人には、こんな優しいことはされたことがないだろう。ふふふ、どうだ。
少し俺は自分の指技に酔いしれた。また、それに応じて少し酸味のきいた愛液が、じわっとにじんできた。俺の指先による愛撫が数回くりかえされ、その指が何往復したころに、エリは耐えきれないように悲鳴をあげる。
「あっ、ああん、気持ちいい」
どうやら、エリはこの男が相当の女好きであることを知ったようだ。
「だめ…」
エリの乳首は目覚めたようにピンと突き出ている。それを空いている左手で円を描いてもて遊んだ。俺はかまわず頭を沈めて花びらのふくらみを口に軽く含んで、鼻先でクリトリスを触れた。
「あっ、あっ、ねぇ、お願い」
「ん、ああ」
俺はエリの下腹部から顔を離して、前もって用意してあるコンドームの袋を手にした。破るまでは調子が良かったが、いざ 装着という時にとまどってしまう。
固くなったペニスの根元までゴムが入っていかないのだ。しかたないので3/2ほど装着したあたりでペニスの根元を片手で押さえて膣口にペニスを当てがった。
小柄な女性は膣口が小さい。エリもワレメが小さく狭かった。
正常位のスタイル挿入。しかし十分すぎるほど愛液は分泌しているのにスルリとは入っていかない。
俺は腰を浮かせてグッと力まかせにペニスを押し込んだ。
膣口の入り口は狭かったが、内はそうでもなかった。
膣肉がペニスを受け入れで膨らんでいくのを感じた。
それにピッタリと膣壁がペニス全体を包んでいるような締めつけを味わう。
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