野望の帝国 野望の帝国

風俗情報

 六本木ハプニングバー(4)

「ハプニングがないときは、ママが参加するなんていうことはないの? それに、目の前で女性が喘ぎ声を出すわけでしょ? そういうときって濡れてきて疼いたりしないの?」
と、何とかママを口説けないかと即席カップルになって、オイシイ思いが出来ないかと矢継ぎ早に下ネタ攻撃に方向転換。
「私が参加することはありません。店側が仕掛けたり、そういう専門の人を雇ったりすれば、法律違反で営業出来なくなりますから、100%ありません。あくまでも、趣味のお客さんたちがノリでやっていることですから。それに、仕事ですから、そういう変な気分になることもありませんよ。私は札幌でも働いていたので、もう、そういうものには慣れました」
 と、全て軽〜くいなされっぱなし。ガードが固くてダメだった。
続けてママがいうには、
「運がいい人は、毎回ハプニングに出くわすけど、運が悪い人は5回来てもタダ飲んでいるだけなのよ。それと、単独女性がこの前も3人ほどいらっしゃったのに、そういうときに限って、単独男性の方がいらっしゃらないのよね。その女性たちですか? レズってました。それも濃厚に。この場で声をかけて成立した即席カップル? 何組かはいらっしゃるわよ」
 本当か営業か分からないが、そんなオイシイ話をフッてくる。それを受けて、自分たちと少し離れて1人で飲んでいた常連らしきサラリーマンA氏が体験談を話し始めた。
「一番最初に入ったときに、この今飲んでいるカウンターの上で素っ裸の女性が大股開きしていて、連れの男性から『コイツは見られると興奮するんですよ。遠慮なくジックリ見てやってください。ねぇ、いやらしいオマ○コしてるでしょ』って言われて、ジックリ堪能させてもらいましたよ。その後、女性はオナニー始めちゃって、獣のような声出してイッちゃいました。それから病み付きになりまして……」
それでもハプニング度は80%とママがいう。
 もうひとりの常連らしきサラリーマンB氏も会話に参加してきた。
「ボクの場合は、初めての時は何も起こらず、ママからハプニング話を聞いて終わりました。でも、悔しくて、週末の9時頃に入ったんです。そしたら、SMカップルがいまして、女性の身体は素肌の上から亀甲縛りっていうんですか? それをされていて、コート一枚で、前を全開にしたまま店内を歩見せびらかすよう歩かされていました。それで、今回も期待してきたんです」
これで、ハプニング度は50%だとママがいう。

[前のページへ] [ジャンキー伊藤TOPへ] [次のページへ]


Copyright(c) 2003-2004 YABOU NO TEIKOKU All rights reserved.