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 歌舞伎町ヘルス「G1」(5)

「調子悪いの? 疲れてる」と、気を使って聞いてくる小百合ちゃん。時計を見ると制限時間の30分まであと10分。いっこうに、「それじゃ、内緒でシてみる」 という言葉はない。本番の匂いさえない。彼女は一所懸命に記者の乳首を刺激しながな、オチンチンを刺激していくが……全くイク兆候がないまま時間となった。
「こめんね」という彼女に、「気にしないでいいよ」と答える。
「フェラじゃイキづらいんだ」と、それとなく彼女に話をフッてみるが、それには彼女は無反応のまま。こうなったら、シャワーの中で聞くしかない。
「ヘンなこと聞いていい? この店って、本番させるって有名なんだけど」と記者が聞くと、「そんなことないよ。他の店の人がそういう噂流してるだけよ。まぁ、中にはヤッているコもいるんだろうけど、わからないわ」と、彼女は普通にいう。
 ふーん、そうなんだ。彼女の言葉には、ある種の説得力がある。
やっぱり、女の子によるのか……シャワーから出て、ガッカリして話題を切り換えようとした時、彼女は一瞬、間を置き、思い切ったように、記者の耳元に口を近づけてくる。
「絶対に誰にもいわないでね」と、思わせぶりなことをいう。私はウンウンと首を縦にふる。「だいたいみんなヤッてるよ。月ごとの指名ランキングが発表されるから、どうしても、ソレでお客さんを確保しようとするのよ。リピーター率上げるためにね」と、ベッドに腰掛けながら、彼女はヒソヒソ話をする。
「あぁ、あの待合室に貼ってあったヤツね。あれはしんどいよね」と、こちらも彼女の肩を抱くようにして耳元同士で会話をする。話を聞いてるだけで、下半身はムクムクと元気になってくる。さらに、彼女は名刺をくれながら、記者の股間をビンビンにさせることをいう。
「口堅いよね。今度、電話予約か、本指名してくれたら、ゴム付きでOKよ。絶対、誰にもいわないでね。バレたら私、首になっちゃうから。ただ、新人のコとかそういうコトを知らないコもいるから、強要すると……。あっ、ゴメン。タオルだけ外に出しちゃうね」

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