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風俗情報

 歌舞伎町ヘルス「G1」(6)

 外に出て、帰ってきた彼女は、「いま、ちょうど、捕まっているオジさんがいるのよ。写真取られて、身分証明書を書かされて、凄い額の罰金とられるという話よ」というと、記者の手をとって、ドアを開ける。通路を階段のほうに歩いていき、階段を上がろうとすると、そこには、確かに、首をうなだれている男性客がひとり。厳しい口調の店員さんに、何事か注意されている。
 さっきまで、ビンビンだった記者のイチモツは、すっかりズボンの中で縮み上がっていた。彼女と手を繋いで、階段を上り、店の外にでる。
 フゥーっとため息をひとつつく。次回、本番があることはわかったが、値段や詳しいことはわからない。それに、忘れられたら折角のチャンスがなくなる。でも、同じ日にすぐ行くのは、いかにもガッツいているみたいでイヤだし……逡巡した結果、欲望には勝てなかった。昼頃、店に電話を入れる。
「小百合ちゃん、今日、大丈夫」と、記者がいうと。
「はい、いますぐなら、ご案内できます」と、店員はいう。
「いや、3時ぐらいなら」と、記者が希望時間をいうと、「3時ですと、30分コースでしかご案内できません。1時半からですと1時間になりますが」という。
 えっ? そんなコースがあるのか。裏技じゃないか。ここで、値段や時間を確認して、素人だと思われると、また、本番の機会を逃すかもしれない。ここは、10分後に行きます。というしかない。「はい、それでお願いします」と、記者は素早く頭を回転させて答える。
「それでは、なるべく早く来てください」と店員がいう。つい、3時間前に入った店にまた入る。こんなことをしたことはいままで一度もなかった。店員が覚えているんではないかと、ヒヤヒヤしながら、店の入口をくぐり、階段を下りて受付へいく。
「あのー、1時半から小百合ちゃんを予約してる者ですけど」
「いつもありがとうございます」
 と、調子いい店員。オイオイ、いつもじゃねぇよ。さっき、客になったばかりだろ。と思ったが、これで少し気がまぎれた。

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