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風俗情報

  テレクラ放浪記(7)-6 Date: 2003-07-09 (Wed) 
5.最初のデブ女

風俗体験取材 末森ケン  最初のデブ女、ミエコは正午きっかりにデパートの前にいた。

 身長155センチ、体重70キロ、マンガ模様の入ったワンピース姿の彼女は確かに太っていた。が幸いにも醜くはなかった。
天地真理のおもかげのある愛嬌のある笑顔を汗だくにして私を見つけると寄ってきた。
挨拶もそこそこ「娘を預けてきたので4時ころまでなら」といった。
「お昼は?」と聞くと「とりあえず…」といって私を見た。
「じゃあ、行っていいですか」と聞くと、うなづいた。
こんなにスムースに誘えるとは思ってもみなかった私はホテルへ着くまでに下半身は固くなっていた。

 部屋に入るや「濡れているの、触って」といって私の手をワンピースのなかに導いた。
スカートの部分を持ち上げると安っぽい香水のような甘い匂いが。
「なにつけてるの?」と聞くと「イランイラン」と答えた。彼女によると、バリ島で結婚初夜に使われる一種の媚薬で、「それを嗅ぎながら一人でするの」と説明してくれた。
私にはただ甘い香りにすぎなかったが、ミエコはバッグから小さな香水瓶を取り出して盛んに嗅いでいた。
私はミエコをソファに座らせパンツの脇から指を入れた。そして巨大な乳を揉みながら耳に口をつけた。
「スケベなオンナ」。女は私のズボンを開けてペニスをとりだしイッキに口に含んだ。

 私は彼女を〈空気を入れすぎたダッチワイフ〉として扱った。
「早く入れて」という女に「俺にも刺激してよ」といって全裸になり隣に座った。ミエコは私の乳首を舐めながらさらにペニスをしごく。私はバスタオルで軽く拭いただけの肛門を女に向けた。意味がわかったらしく舌を使ってそれをいじった。

「ああ、オスの匂いがする」といいながら尻を舐めた。この言葉は何人もの女から聞いていた。
きっと自分を興奮させるための媚薬言葉なのだろうと思った。私は全身を舐めることを命令した。
前回の未経験の女子大生と違って、ツボを心得ている女のワザに私のペニスは硬直していた。

 座位で挿入すると重い尻を私の腰に密着させあえいだ。「したかったのぅ」といって頂点に達した。そのあとも女の攻撃は休むことなく私の体を舐めまわした。
私は「つぎはここ」といって指示するだけ。結局シャワーを浴びることもなく2回の性交をした。

 ホテルをでて回転寿司に誘うと彼女は喜んでついてきた。
 サービスタイム限定の中トロを5皿ほど食べた。彼女は「素敵だったから」と笑って寿司代を払ってくれた。
その日の出費はホテル代と交通費だけで4880円。
そのころ、テレクラ代を払う場合では、テレクラ代、食事代、プレゼント代、ホテル代などを合算すると一人につき平均1万8千円ばかりかかっていた。
それもうまくいった場合で、1万ばかりのお小遣いをあげた場合やカラオケや酒に費やしたときなどでは2万数千円の出費だった。
スカや全くゲットなしでテレクラ代を費やすことも多々あり年間平均にすると2万6千円くらい。
デブ女に視覚的射精感は望むべきもなかったが、実質的射精感は得も言えぬもので、これは安上がりでいい、と思った。

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