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  テレクラ放浪記(7)-7 Date: 2003-07-09 (Wed) 
6.二人目のデブ女

風俗体験取材 末森ケン 帰宅してすぐ再度メッセージを入れようとすると私あてに新しいメッセージが届いていた。
聞いてみると昨夜に入れたメッセージへの返事だった。

「お返事がなかったみたいで。19歳ではダメでしょうか。池袋まで行けますので電話下さい」とある。
私は若さを買い、彼女の携帯にかけた。
「嫌われたのかと思ってぇ。よかった。明日でもぜんぜんだいじょうぶです」と喜んでいた。
ミホと名乗った女は千葉県のF市に住み美容関係の専門学校へ通う19歳。
「彼氏と別れて3カ月なの。年上の人に甘えたくて伝言に入れた」といっていた。
私はあまり使うことのなかったバイブとロープをバッグにしのばせた。

 うかつなことに服装は聞いていたが「小柄」であること以外彼女のプロポーションについては聞きそびれていた。だからといってまた電話して確認するのも失礼だ。せっかくのアポが壊れてしまうかもしれない。
悩んだが性欲には勝てない。
確率はゼロにちかいが、デパートの前や交番の横では友人か編集者に目撃される場合もある。
いつも偉そうに「このまえ会ったコはスタイルもよくて可愛かったよ」と言ってる手前、極端に太った女と一緒では説明しにくい。彼女とはやはり正午に池袋のデパートの脇にある談話室「T」で待ち合わせた。

 ミホは一目でわかった。私がその喫茶店に入って探していると、そばで立ち上がった若い女がいる。ショートカットでベージュのTシャツに黒ラメのミニスカート。目印の白いリックが席に置いてある。
私が「ミホさん?」というと「ああ、よかった来てくれて」といって座った。

 印象は悪くなかった。なにより白い歯がそそった。身長は150センチくらいだろうか、顔よりその胸に目がいった。
それだけでも目立つうえにTシャツのVゾーンが大きくて尻の割れ目のようだ。ミニスカートは膝上10センチほどか、見事なダイコン足が突き出していた。
これほど田舎風チンチクリンデブ女も珍しい。私は、外で待ち合わせなくてよかったと安堵した。

 ミホは小さな口元を大きくあけよくしゃべった。池袋はよく知らないので1時間前に着いてデパートで時間をつぶしていたこと。私の声が若かったのでびっくりしたこと。伝言ダイヤルで会う人は3人目で、私が一番年上なことなど。誉めようもないので私は「そのミニスカートよく似合ってるよ」というと、「ええっ、わかりますか。さっきそこで買ったばかりなんです」といって腰あたりに手をやった。

 タバコをだせば火をつけてくれたり、紅茶が運ばれてくれば砂糖をいれてくれたり、紙おしぼりを袋から出してくれたり妙にサービスのいい女だ。
もしかして金の請求でもあるのかと「あの伝言って援助もあったけど、どう思う?」と聞いた。ミホは全く無関心といったふうで「なにしてもその人の自由だけど、それじゃあエッチしててもつまんないですよね」と答えた。

 まったく伝言っていうのは話が早い。
私が食事に誘っても「ダイエットしてるから、それに東京のホテル見てみたい」といってコーヒーをあけた。外に出て北口のホテル街へ向かう途中はずっと私の腕をとったままだった。私は急いだ。

 「池袋のホテルってもっと豪華なのかと思った」と正直にいうミホ。
例によって私は「俺みたいなオヤジでもいいの?」とリサーチをかけた。
「年上の人って安心ですよ。若い人って嫌い。バイブだとかヘンなことばっかでぇ」。バイブはダメなのか。
「えっ、実は俺も持ってきたんだ」というと「いいんです。オジサンだったら当然ですよ」と笑った。
私は苦笑する以外なかった。

「お尻に入れたりするんですよ、若い人って。こわいじゃないですか」。そういうことか。
私は彼女のお尻をなで「いいお尻だからだよ」といってスカートに手を入れた。
「待って、待って。お風呂に入ってから」といって風呂に湯を入れに行った。さすがに若いだけあって乳も尻も大きいながら垂れてはなかった。彼女は自分の体より先に私の体を隅々まで洗ってくれた。

 そこのホテルは初めてだったが、バスルームは異常に広くてそのうえバスタブはゆっくり二人で入れるほど大きかった。さらにマッサージの泡が下から吹き出してきてバブル剤を入れると一面が泡になり、ミホはそれで顔を洗ったりして騒いでいる。以後、デブ女の時はこのホテルを使った。

ミホはフェラチオマニアだった。

「舐めてあげて、お口のなかで大きくなってくれるとうれしいの。女の気持ちってわかる?」といって丁寧にペニスの頭から根元まで舌を使った。それも10分以上続いた。
「お尻の穴は?」というと「待ってね、入れる前にね」という。オヤジとの性交タイミングは心得ているようだ。

 彼女の性器は臭いがした。
 液体も他の女より多くなおノリのような粘りがあった。
「すごいね」といいながら膣を開くと「生理前だから、濡れるのも早いのね」といって気にしていない。正常位で挿入した。正直いって出腹同志の体位ではないのだが、キスをしながらイクのにはこれしかない。
ミホの舌を味わいながら腰を不自由に動かした。
珍しく女と同時期に頂点に達した。「遅い人って嫌い」といっていた意味がわかった。

 2回目は後背位でミホの尻肉の感覚を楽しみながら時間をかけて性交を楽しんだ。

 終わってタバコをふかしていると「バイブ入れてぇ」といって私を見る。最大の回転とローリングで彼女の膣は膨れたり縮んだりしていた。私はミホにキスし続けた。
「ああっ」と叫んで最後の快感に大きな体を震えさせた。

 終わったあとミホはこういった。
「よかったら、お付き合いしてくれます?。マジで」。終わってみればただの肉のかたまりに過ぎない。
私は返事をにごして別れた。

 その日以降も私はデブ専ダイヤルにメッセージを入れまくり、2週間で6人の太った女とセックスした。

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