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テレクラ放浪記(7)-10 |
Date: 2003-07-09 (Wed) |
8. チョイポチャOL
その後も私はデブ女を喰いまくった。
なかでも超大当たりだったのがサトコだった。
私はそのとき「ふくよかな女性にあこがれています。いまふうの痩せた女性には興味がありません。だってそんな人って性格が悪いですよ。秘密の時間を持ちたい人、伝言を待ってます」というメッセージを朝9時に入れた。
〈朝9時〉には理由があった。当日が休みでヒマな女が伝言を聞きはじめる時間帯であることはそれまでの経験からわかっていた。そして、オープンメッセージは新しく録音された順に再生されるので、その時間に入れておけば相手が聞いた時、最初のほうにでてくるからだ。深夜と違い競争相手も少なく私にとって有利だった。
その日、10時には「デパート勤務の24歳」と「世田谷に住む30代半ばの主婦」から返事があった。同じデブなら若いほうがいいに決まっている。躊躇なく返事をいれると、1時間もたたないうちに電話があって、午後2時に池袋であうことになった。
が、約束の時間を30分過ぎても喫茶店に現れない。
チェックのミニスカートに黒いポロシャツとだけしかその女サトコはいってなかった。体型はいつものように聞いてはいない。デブ女にスカされた私は気がたって、喫茶店を出ようとした。と女が階段を下りてきた。ふくよかな体型の女だ。その女が声をかけてきた。私の服装を見て「伝言の人ですよね。遅れてごめんなさい」と小さな声でいった。
たしかにミニスカといい、カットソーといい、黒のバンブーリックといい合っている。しかし、それまでのような奇怪なデブではない。
コーヒーを注文してすぐいった。「ごめんなさい。もっと太っていないとダメですよね」。「そんなことないよ。ふつうなのでびっくりした」というと「やっぱり優しい人でよかった」と笑った。
「でもそんなに太ってないし、どうして?」と率直に聞いてみた。
彼女は最近彼氏に「おまえ、太ったな」と言われて落ち込んでいたという。あたりまえだ、デパートのマネキンと比べられてはたまらない。それで女性週刊誌で見た伝言ダイヤルに電話をかけた、という。落ちついて見ると、尻がアンバランスに大きい気がした。
「俺ってお尻が丸くて大きめな女性が好みですから」とストレートにいうと「恥ずかしいから、言わないで」といってミニスカを引っ張った。
お尻が大きくて恥ずかしいなら、なぜミニスカを履くのか、私には疑問だったが、カラオケに入って理由がわかった。「だって、お尻が大きいことをアピールしないと、あなたに逃げられると思ったから」といいながら足を動かす。
「俺ってお尻マニアかもしれない。触っていい?」と手をだすと「ここじゃ、まずいんじゃない」という。結局2曲づつ歌っただけでホテルへ行くことになった。
彼氏のいった意味は彼女が全裸になってわかった。
顔や肩、乳は並で腰から下だけに肉がついている下半身デブだ。そのアンバランス性がかえって私を欲情させた。
「お尻が感じちゃう」といって逃げるサトコの尻の穴に指を突っ込んだり、大きく肛門を開かせて吸ってあげたり、私はサトコの尻を堪能した。2回とも後背位で接合した。
「彼氏以外にはできない」といって生フェラは拒否するくせに、アナルは「おもしろいこれって」といって舐めてくれる不思議な女だった。
この女とはもう一度会いたいと思って、彼女のプライベイトボックスに何回もメッセージを入れたが、返事はこなかった。
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