■ テレクラ放浪記(7)-11 | Date: 2003-07-09 (Wed) |
9.その他のデブ女
25歳の看護婦、キヨミは声楽タレントの森公美子に似たキュートな女だった。ところが友達と一緒にやってきた。3P希望なのかと喜んだのもつかのま、もう一人の女ヨシエはは「キヨミをよろしくね」といって喫茶店をでていった。
「あのコ、若い男が好みなの。それで(テレクラへ)電話しにいったのよ」とキヨミは教えてくれた。「それに、私って気が小さくていつも男にだまされるの。それで一緒に」という。
「俺は3人でするのかと思った」というと「わあ、ぜいたくな人」といって大声で笑った。その時の私のメッセージは「年は関係なく、お姉さんぽい人にあこがれています」という内容だった。ホテルでキヨミはお姉さんになってくれた。
「どんなエッチが好き?」と聞くと「お兄ちゃんとしたような」ときっぱりいった。
まさか姉弟で?。「うん、親に隠れて。夏休みが初めてだったの」といった。この話題はまずい。
「俺は弟になりたいんだけど」「わかっているわよ、そのつもりだから」。「お姉ちゃんを可愛がってね」といって小柄でブヨブヨした体を開いた。セックスの味はよくなかった、が、そのプレイは真剣で本当に弟になりきってしまった。
「一緒にカラオケしましょう」と誘われて、喫茶店に戻るとヨシエが待っていた。「いい男だった」とキヨミに報告している。なんだこの女たちは。カラオケで酎ハイをあおりながら歌う二人は私の手をとって輪になった。
ヨシエが私にキスすると、キヨミも間に入って3人でキスした。又もや興奮した私のペニスを握る二人。最後には二人がかりでフェラ射精させられてしまった。
板橋の住む主婦、35歳の未亡人ヒサコは〈野外〉が希望だった。
都合よく近くにHが丘という大公園があり、私が誘うと「ああ考えるだけでも、刺激的ね」といって乗り気だった。
身長150センチ、体重は70キロ以下といっていたこの女は露出趣味があるとみえ、かなり腐りかけたボディにもかかわらず、森林のなかで小便をしているところを観察させたり、木に寄り添って立つ私のペニスを舐めながら自分で性器を触っていた。花柄のワンピースの下にはパンツは履いていなかった。射精は2回。芝生のうえでの座位と公衆トイレでのナマフェラ。しばらく腰が痛かった。
プリペイドカードの残りは10分をきり、私のデブ喰いは終わった。デブ女のパワーに負けた私は、さすがにこの女で打ち止めとした。期間は7月4日から9月6日まで。実質稼働日数は17日。メッセージ吹き込み回数は23回で返事は51件。うちセックスした女は13人。生涯最高のゲット率だった。かかった費用は、自分で買い足したプリペイドカード代1万4千円、ホテル代、飲食費、交通費、それに電話代の概算を総計すると約10万円だった。一人あたりの単価は約7700円。それまでのテレクラ女一人にかかった費用が、スカとかゲットできない時のテレクラ代、或いは詐欺にあった被害額も入れて総数で割ると2
万数千円だったことを考えると経済的だった。
テレクラにもデブ女はたくさん出没するが自分がデブであるという認識が欠けている。それゆえ、金を要求するバカ女さえ出没する。それに比べてデブ伝の女のなんと心優しいことか。これを機に私は伝言デブ女の良さを認識した。
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